磨くは原石、精製は油脂

SixTONESについてのごくごく個人的な話をします。

【特大感情】やっぱり『僕僕』が素晴らしい件を語る。

 書かねばならぬと強く思い、これを取り急ぎ書いています。今さっき丁度テレビで、樹がジュースを吐いていました。笑

 

 さて、ちゃぶ台の下で伸びをしていた猫の前足を意図せずもにょりと足蹴にしてしまった所ですが(ごめん!とちゃぶ台の下を覗き込んだら猫は寝ぼけた顔でこちらをちらりと見やった後、丸くなって寝た)、本題へ参ります。

 CDTVライブ!ライブ!でパフォーマンスした『僕が僕じゃないみたいだ』、貴方はご覧になりましたか?

 自分はリアルタイム視聴したのですが…。

 

 どえらい良かった!

 

 同曲のフルサイズを初解禁という事もあり、自分は喧嘩直前のサイの様に鼻息を荒くし期待でパンパンの鳩胸を携えテレビの前で待機していたわけですが…。

 

 すんごく良かった!

 

 

 今回はそんな超神回を刮目した故に生まれた特大感情を語りに参りました。ご興味ありましたらお付き合い下さい。

 

 

 

まえがき

 本記事は毎度お馴染みの『個人的考察』ではなく、『個人的特大感情』をそのまま語る様な内容になりそうです。(下書きも準備も何もせぬまま書き始めているので、自分でもどんな内容になるのか全く見当がつかないんですね。笑)

 ほぼ間違いなく理路整然とした感じは無いと思われますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 また、自分は音楽に関する専門家等では一切ありません。ただのSixTONESファンであり、音楽好きの声フェチです。以下の内容は筆者個人の考えに過ぎません。何卒ご了承下さい。

 何か間違っていましたら、(出来れば優しく)教えて頂けると助かります。

 

 

やはり『僕僕』が素晴らしい件を語りたい

 タイトルにもあります『僕僕』とは、来る2月17日に発売される我が推しSixTONESのNEWシングル『僕が僕じゃないみたいだ』の略称です。以下に『僕僕』と出て来た場合はそう思って下さい。

 YouTubeに公式MVが出ているので、こちらに貼っておきます。


SixTONES - 僕が僕じゃないみたいだ (Music Video) [YouTube Ver.]

 

 この曲が如何に素晴らしいかを、今回はCDTVライブ!ライブ! 2月15日放送回で披露されたパフォーマンスを通して語っていきます。

 

 

『僕僕』によるSixTONESの音楽的挑戦

 そもそも自分は、新曲『僕が僕じゃないみたいだ』がSixTONESにとってかなり挑戦的な楽曲だと思っています。

 一体どんな挑戦なのか。

 端的に申し上げますと、『SixTONESのボーカル面における音楽的挑戦』です。

 

 まず本曲は、『全編ダンス無し・1人1本のスタンドマイク』といった、正に歌う為の環境をバチバチに整えた楽曲であるとも考えられます。

 

 これを踏まえて、自分の頭にはとある仮説が浮かびました。

 それは、この楽曲を世に放ちプロモーション活動する事によって、『SixTONESは歌えるグループですよ』と世に知らしめる目的があるのだろうな、という仮説です。

 テレビサイズの時点で分かっていた通り、僕僕はどう見ても『今のSixTONESメンバー6人それぞれの歌』に焦点を当てています。

 歌における分かりやすい見せ場が全員に振られた歌割がその最たる例です。ソロパート分量が増量しましたよね。

 加えてハモリも多く、その難易度は既存曲よりも高いと思われます。ハモる組み合わせのパターンも多く、オクターブハモ・和音系ハモの両方が多発。多分だけど、3声ハモも結構あるように聴こえました。

(もし3声ハモじゃなかったとしても、ハーモニーを素人にそう聴こえさせるだけの厚みは確実にあるってことです。どっちみち凄い。)

 つまり、彼等はこの曲で明らかに『SixTONESには歌えるメンバーがいる』ことではなく、『SixTONESは歌える"グループ"である』ことを見せに来ているわけです。

 実際、そんな楽曲である僕僕のプロモーション活動開始以来、『SixTONES歌上手いな』と再実感した方も多かったのではないでしょうか?少なくとも自分は日々再実感しています。

(余談ですが、先程霜降りミキXITが終わり、そろそろ腰が爆発しそうだったのでちゃぶ台から机に移動しました。グリコのカフェオレがお供。苦いコーヒーが飲めないので、コーヒー牛乳みたいな甘いやつでコーヒーは摂取する派。)

 

 そして更に、上記の仮説からもう1つ思ったことがあります。

 『僕僕って、彼等にとって大きな試練の様な曲だったのでは?』と。

 元々より自分は、楽曲『僕が僕じゃないみたいだ』に対してある種のスパルタな印象を持っており、且つこの曲はSixTONESの音楽活動において(その大小はさておき)ターニングポイントとなり得るのではないかと考えていました。

 

SixTONESメンバーはプレッシャーかもしれないけど、自分はこのシングルのプロモーション期間前後でSixTONES全体のボーカルスキルがかなり変わるとふんでいます。 くぅー!楽しみ!!!

【世界を見据える六人衆】SixTONESの生配信ライブon eSTについて好き放題語る。 - 磨くは原石、精製は油脂

 

 まあそもそも、SixTONESに限らず作品を創る方々は、作品を世に出す度に多かれ少なかれプレッシャーを感じているはずです。

 ファンは気に入ってくれるだろうか。ファンではない人も良いと思ってくれるだろうか。業界にはどう見えているんだろうか。売れるだろうか。そして演者の場合、この作品をちゃんと上手くモノにする事が出来るのだろうか。

 想像するだけで胃がキリキリします。

 加えて、先述の通り、僕僕は歌う為の環境を整えた楽曲です。少なくともダンスで体力を消耗する事はありません。その裏を返せば、『歌唱に関して誤魔化しも言い訳も通用しない環境でパフォーマンスしなくてはいけない楽曲である』ということになります。

 スタンドマイクを目の前にして、自らの歌声から逃げも隠れも出来ないんです。あんなに難しい曲なのに。いや、あの曲だからこそ。

 彼等の背負っているプレッシャー、それを乗り越える為に積み重ねた努力。それらが凄まじいものである事は、我々にも容易に想像出来ます。作品を世に出すならば誰もが通らねばならぬ道なのでしょうが、決して誰にでも出来る事ではありません。

 

 以上の内容を総合してみると、やはり『僕が僕じゃないみたいだ』はSixTONESにとっての音楽的挑戦だと思わざるを得ないのです。

 

 

CDTVライブ!ライブ!でのパフォーマンス

 …と考えていた矢先、大きな知らせが舞い込みました。

 『僕僕をフルサイズでやる事が決まった!!!!!!』

 猛烈にワクワクしました。何てったって、SixTONESの音楽的挑戦の全貌が明かされるわけですからね。

 そんで、全てを見届けた自分は見事に心頭をやられて本記事冒頭の様な状態になってしまい、『何としてもこの特大感情を書かねばならぬ』と思い立って今に至ります。

(余談ですが、少し前から心身共に不摂生&不健康期間に突入し、最近ちったあマシになったかね~くらいの所まで戻って来たのですが、今回の僕僕フルサイズパフォーマンスを身体にカチ込んだお陰でモリモリとブログを書けるくらいに回復しました。ありがとうSixTONES、ありがとうSONY、ありがとうCDTV。とりあえずTBSの感想フォームにお礼と感想を送りつけたよね。)

(更に余談ですが、そういう事情(?!)で、おジェスの記事がまだ仕上がっていません。お待ち頂いている方がいらっしゃったらごめんなさい。何卒大目に見て頂けますと幸いです。んなもん言い訳だろ!と言われればそれまでですが。苦笑)

 

 では、CDTVライブ!ライブ!の僕僕について具体的に喋りましょうかね。以降はネタバレにもなるのでご注意下さい。

 

 まず、僕僕のパフォーマンスが始まってすぐに目が行ったのは、衣装とデザインされた歌詞字幕でした。お色直しとる!何この字幕めちゃくちゃ良いやんけ!

 歌が進むに連れて、各メンバーの良さや進化がいつもに増して伝わってくる事に気が付きます。てかカメラワーク良いな。…もしかしてこれは神回かも?

 来るぞ来るぞ、2番が来るぞ!!!!

 ……?!?!!良過ぎんか。全員良過ぎ!

 

 というわけで、ちょっとここからはメンバー毎に1人ずつ語らせて下さい。特大感情の壁打ちになると思います。テレビの前にいる時そのままのノリで行きますんで。

(てかテレビの前で書こうかな。録画観ながら書くわちょっと待ってて~。…よっこらせ、はい移動しました。あ、猫起こしちゃったよごめん。テレビつけました、よし再生しましょうかね。猫はまた寝たっぽいです。)

 

 

ジェシー

 髪の毛ネイビーになってた。天使なんか?

 今回の僕僕ジェシー、総じて『ひかり』でした。切ない歌詞を歌っているのに、良い意味でネガティブが一切見当たらなかった。多幸感がありましたね。彼は幸せな恋の結末が見えていそう。幸せな顔と声色で歌うのよ。くう!

 ずっと楽しそうなのも良かったなぁ。ちょいちょいギター弾いとるやん。一番踊っていた気がする。北斗のオクターブ下やる直前にくるって回ったの好き。

 そして2番の特大ゆごじぇ!!!

 あれはグッと来ました。ジェシーの慈悲よ。干したばかりの布団やん。(例え)

 彼はスポットライトを独り占め出来そうなのにしないんですよね。何者なんだろう。何かもう恐ろしいんですよね、神がかっていて。

 全編通して、余裕がありましたね。ジェシーってそこが凄いと思う。余裕があるから生まれるジェシー色。ひかりだなぁ。

 最高だった!

 

 

京本大我

 パフォーマンス関係ないけど、打ち合わせのきょもさん、メッシュ特濃オレンジですやん。似合う!

 彼は完全にロックシンガーの佇まいでしたね。ブレないねぇそういうとこ好きです。(SUPER BEAVERさんと間接的に共演出来て良かったね!)

 自分はハモリパートのきょもさんが特に凄かったと思う。彼、これまではどちらかと言うと『ハモられる側』のことが多かったじゃないですか。でも今回は『ハモる側』の分量が相当多い。しかも相手も編成もかなり変わる。これめちゃ大変だったと思うんですけど、その分きょもさんの引き出しを増やしたとも思うんです。

 『ボーカルグループの1人』のきょもさんが観れて嬉しかった。

 アウトロのフェイク、MV音源と違った!良いやん!そのフェイクパターンも好き。

 最高だった!

 

 

松村北斗

 まつむライアー!冒頭やっとんな!!儚く揺らしとんな!!!素敵!

 2番入った辺りから、自分には彼が透君に見えていました。うん。本当の自分を見つけたんだね。どの自分が本物かは自分自身で決めて良いって気が付いたのかもしれない。何はともあれ、透君の幸せを祈っているよ。

 …といった気持ちになりました。

 本当に映画が楽しみです。ライアー×ライアーの物語を吸った後の『僕が僕じゃないみたいだ』はどんな味がするんだろう。繰り返しになりますが、楽しみです。

 最高だった!

 映画『ライアー×ライアー』は2月19日に公開

 

 

髙地優吾

 髙地無双巻き起こしてたね。鳥肌立ったよ。本当に最高だった。

 まず先に言っとく、スパイラルパーマ風のヘアスタイルすんごい似合ってるよ。衣装もよく似合ってた。カッコ良かったよ。

 テレビサイズでも披露していたサビのソロパートは勿論最高に良かった。

 全てを放り投げてでも書くべきは2番のサビ前よ。これはもう髙地の為のパートだね。本当に素晴らしかった。上手いとか下手とかそんなの超越してました。観ていた人全員の琴線に触れたと思う。このパートの部分音源だけで売られていても全然迷いなく買う。はちゃめちゃに良かった。

 間違いなく髙地パートの存在が楽曲の説得力を爆増させているのだと確信しました。

 今回の放送の彼を観れた事が1番の収穫かもしれん。

 最高だった!

 

 

森本慎太郎

 こちらも天使かな?新しい髪色似合ってる!

 慎太郎は観る度に安定感が増しているのよ。安定したきらめきは心強いよね。眩いきらめきを常に発生させる事が出来る人なんてそうそういないから。彼の声が入ると、音の層から途端にぶわわーっ!ってキラキラの粉が舞う様に見える。

 『Hey, Ho』と『君といる時の自分が好き"なんだ"』で入ってくる慎太郎の作用は特に凄い。涙出そうになる。一面眩い。

 僕僕は、慎太郎の声にきらめきがあるからポップスになるんだと思っています。

 あと、この曲の歌詞を表現している慎太郎が相当に好きです。なんて美しいんだろう。『眩くて美しい寂しさ』がこの世に存在する事を、自分は僕僕を歌う慎太郎を見て知りました。ありがとう。

 最高だった!

 

 

田中樹

 百発百中の男が今回もそこに居ました。

 樹の万能さが全編通して遺憾なく発揮されていましたね~!スマートなハモリを連発。彼って出来ない事あるんだろうか?(いや、無い。)

 そして、言及せねば罰が当たるぞ『2Aの田中』!!!!!!

 貴方もご覧になりましたよね、『自分を飾って誤魔化した』田中樹を。

 あそこで彼がいつも身に着けているアクセサリーを目に留めた時、自分は全身の血が止まりました。強かな奴だよ!なんてこった!!!

(EXITのお2人へのリアクションで1番はしゃいでいたのが可愛い。完全にダチを街で見かけて声かける時のテンション感。)

 最高だった!

 

 

 

 さて、そんなこんなでCDTVライブ!ライブ!の『僕が僕じゃないみたいだ』放送後、全国各地で『僕僕良い良いの祭』が盛大に催されていた最中、SixTONESYouTubeチャンネルに1本の動画が投稿されました。

 その動画は、本記事冒頭に貼っ付けた動画の『双子の片割れ』の様な動画で、歌詞の字幕がついていました。そしてその字幕は、上述放送回で流れたデザイン字幕とほぼ同じものだったという手の込みよう!SONY、愛しているよ!!!

 記念としてその動画も貼っておきます。


SixTONES - 僕が僕じゃないみたいだ (”Another” Music Video) [YouTube Ver.]

 

 

あとがき

 今回SixTONESがフルサイズで初解禁した『僕が僕じゃないみたいだ』のパフォーマンスは、末代まで語り継ぐべきステージだと思います。

 だから、自分はこれ程の『書きたい衝動』に駆られたのでしょう。

 

 要するに、彼等は相当難しいはずの『音楽的挑戦』をやり遂げたのです。

 

 SixTONESの4thシングル『僕が僕じゃないみたいだ』は、2月17日にいよいよ発売されます。とにかく音源が手に入るのが楽しみで仕方がありません。

 彼等の勇敢な挑戦を、自分はこの目と耳にしかと焼き付ける所存です。

 

 勇者6人衆のSixTONESに、心からの敬意と感謝と愛を込めて。

 

 ここまで読んで下さった猛者の貴方、本当にありがとうございます。

 

 彼等と彼等のことを大好きな人が、それぞれにとって幸せでありますように。