磨くは原石、精製は油脂

SixTONESについてのごくごく個人的な話をします。

【後記と解説】自作診断『あなたは音楽的にSixTONESの誰担?』について詳しく話す。

 先日、『【自作診断】あなたは音楽的にSixTONESの誰担?』というタイトルの記事を上げたのですが、思いの外沢山の方々に楽しんで頂けた様で、大変嬉しく思っています。

(と同時に、相当ビビってもいます。(笑) 何はともあれ有難い限りです。)

 

 もし貴方が既に該当記事の診断で遊んで下さったのならば、まずは一言お礼を言わせて下さい。ありがとうございます!

 勿論、はてなブログTwitter上で頂いた様々なリアクションも、自分が確認出来る範囲でニヤニヤしつつ見ています。感謝!

 

 今回は、例の診断を書くにあたって念頭に置いていた意図や企み・どうやってオススメ楽曲を選曲したか・その他裏話等を、毎度お馴染みの余談を交えつつお話しするつもりです。

 

 まだ診断で遊んでいない場合は、こちらにリンクを貼っておきますので、ご興味あればご利用下さい。2択問題に2、3問お答え頂ければ結果が出ますし、SixTONESを知らない方も遊べるように作っていますので、是非どうぞ!

shea-butter-six.hatenablog.com

 

 

まえがき

 筆者は、分厚い音楽の専門知識を持ち合わせているわけでもなければ、音楽にまつわる仕事をしているわけでもありません。ただの音楽好きです。

 それ故、本記事の内容は完全なる筆者の個人的見解である事を予めご了承下さい。

 何か間違えていましたら、(出来れば優しく)教えて頂けると助かります。どうぞ宜しくお願い致します。

(これを読んで下さっているそこの貴方、早々にすみません、ちょっと宜しいでしょうか。

あの、今回の記事、自分でも引くくらい長いです。現在深夜3時を回りまして、ベッドの上で寝転がりつつ、オススメの診断の遊び方についてを書き始めた辺りなのですが、既に10000字を超えています。Myojoのロングインタビューとタイマン張れる長さになりそうな状態です。

よっぽどの物好きでもない限り、目次から読みたい部分だけを読んで頂いた方が良いかもしれません。あまりに長いので。苦笑

どうか、気負わず美味しく食せる範囲でお楽しみ下さいね…各々の胃を大事に…!)

 

 

診断のテーマ

 例の記事のタイトルにあった通り、診断のテーマは『音楽的にSixTONESの誰担か分かる』という事です。

 

 ここで重要なのが、分かるのはあくまでも『音楽的に誰担か』なんですね。

 

 まず、『音楽的に』とは、『SixTONESメンバー6人それぞれを"音楽活動"という焦点で切り取って見た時に』という意味合いだと思って下さい。

 SixTONESは多種多様な仕事をしています。

 例えば、バラエティや情報番組の『タレント』として、映画やドラマの『俳優』として、ラジオの『パーソナリティ』として、雑誌の『モデル』『被写体』として…そして、歌ったり踊ったりして音楽を表現する『音楽活動をするグループ』として。

 上記の様な表立ってパフォーマンスする人を総じて『演者』と呼びますが、あの診断においては、SixTONESメンバーを『音楽をやる演者』即ち『音楽的演者』としての要素に限定して捉える視点をかなり意識していました。

 故に、『SixTONESメンバー6人それぞれを"音楽活動をする演者"という焦点で切り取って見た時に』という意味合いで『音楽的に』と表現したわけです。

(余談ですが、あの診断において『SixTONESメンバーそれぞれの音楽の趣味』は一切加味していません。あくまでも筆者個人の考えとして聞いて頂きたいのですが、彼等に限らず演者の仕事をされている方々とって、『演者として求められるもの』と『演者としてやりたいもの』と『個人として好きなもの』の3つは、相互に繋がりはありつつも別物なのだろうな、と自分は考えています。それらが影響し合う事はあったとて、最終的にこちら側から見えるSixTONESとしての6人は、完全に独立した『演者』という存在であると考えているからです。今回は『彼等を音楽的演者として見る』事が大前提であった上に、この様な個人的考え方も手伝って、彼等の音楽の趣味は加味しませんでした。)

(一方で、演者のルーツには本人の持つ娯楽の趣味が確実に影響するとも思っています。そのルーツを感じ取れる機会があると、自分は結構テンションが上がりますし。笑)

(更に余談ですが、『あなたはSixTONESメンバーの中で誰の音楽の趣味と1番近いか』が分かる診断も面白いかもな…と思っています。形にするなら、メディアに出ている情報を基に彼等の音楽の趣味を予測する所から始まるので、やや難易度が上がりそうな気もしますが…。折を見て作るかもしれません。)

 

 以上の内容を踏まえた上で、あの診断で出た結果は、『SixTONESの音楽的演者としての側面のみを(筆者の主観で)見た場合、貴方はきっとこのメンバーがお好みだと思いますよ!』と提案されていると思って頂ければ、より一層分かりやすいかもしれません。

(リスナー側である回答者と音楽的演者側であるSixTONESメンバーとの簡易マッチング診断とも言えますね。)

 

 

診断結果の解説

 診断結果を用意する際には、当ブログでシリーズ化していた『○○の音楽的素晴らしさを語る』というタイトルの記事の内容を主なベースとしました。

 

 あのシリーズは、それこそ6人それぞれが持つ『音楽的演者』としての面を、自分の主観と持論を道具にゴリゴリ掘り下げています。それを大大大要約したものが、診断結果の文章(『→そんなあなたは、~』の部分)です。笑

 近々該当シリーズのまとめ記事を作ろうと思っているので、出来上がり次第こちらにリンクを貼りますね!まとめ記事が出来上がっていないうちに興味を持って下さった場合は、お手数ですが当ブログの中から該当記事を探して頂けますと幸いです。

 

SixTONESメンバーの音楽的素晴らしさを語った記事をまとめたものはこちら↓

(記事が上がりましたらここに貼っつけますので、しばしお待ちを!)

 

 次に、診断結果の最初にある箇条書きの2項目について。

 白状すると、あの部分は完全なる個人的予想で書きました。『このメンバーに引っかかる方ならば、多分こんな感じがお好きでしょう!』というノリで予想したものです。

 良く言えば主観的分析、悪く言えば根拠の無い占いですね。爆笑

 ですが、我ながら結構良い感じに仕上がったな~とも思っています。大爆笑

 

 

オススメ楽曲の選曲

SixTONESの楽曲を選ぶにあたって

 例の診断結果では、各メンバーにつきSixTONESの楽曲からオススメを3曲、SixTONES以外の楽曲からオススメを2曲ご用意しました。

 SixTONESの楽曲は、1stアルバムである《1ST》と、4thシングル《僕が僕じゃないみたいだ》(以下《僕僕》と表記)から選曲したのですが、実はそれにも大きく2つの理由がありましてですね…。

 

 1つは、『今初めてSixTONESに興味を持った人が手に取るCDは、おそらく《1ST》か《僕僕》だろう』と思ったからです。

 特定の楽曲やCDを目当てにしている場合を除くと、考えられるのは『収録曲の多いアルバムを買おう』と思うか『最新の音源を買おう』と思うかの2通りが大半なのではなかろうか、と。

 

 そしてもう1つは、『今』彼等の音楽について語るならば、自分は真っ先にこの2作品を引き合いに出すからです。

 正直、彼等のCDはどれも素晴らしいものばかりですし、何なら未音源化楽曲も本当に大好きなものまみれなので、自分にとってはどれか1つだけを選び取るなぞ不可能です。

 しかし、もし初対面の誰かにSixTONESの音源を聴かせる機会があったならば、自分はまず間違いなく《1ST》をお聴かせした後に、続けて《僕僕》をお聴かせするでしょう。

(『初対面の誰か』としたのは、相手の事前情報が無い場合を想定したからです。相手の音楽や娯楽の好みが事前に分かっている場合は、もっと確実にピンポイントで狙った楽曲をチョイスします。笑)

(さながらハンターの顔である。)

 以上の2点により、今回は《1ST》と《僕僕》からの選曲となりました。

 

 尚、SixTONES以外の筆者オススメ曲の選び方については、例の診断記事の『この診断で分かること』と『あとがき』で既に言及していますので、本記事では割愛します。

 

 

②どうやって選曲したのか

 ここからは、診断結果にあるオススメ曲を選曲した際のお話をします。

 オススメ楽曲に関しては、自分が思う音楽的演者として見た各メンバーの持つ特徴・代表的な音楽性・イメージ等に基づいて決めました。それらの内容を【選曲のテーマやキーワード】として書いています。又、実際の選曲の様子や、迷った楽曲等のお話は、【選曲の裏話】として書きました。

 又、各診断結果に行き着く為の選択ルートも記載しましたので、そちらも良ければ参考にしてみて下さい。

 それでは、メンバー毎に見ていきましょう!

 

森本慎太郎

【診断の選択ルート】

《A》→《B》→音楽的慎太郎担

 

【選曲のテーマやキーワード】

・踊りたくなる(身体が動く)

・分かりやすいフック等による楽しい耳残り

・明るさとノリの良さと程良い軽やかさ

・光や眩さを感じる

 

【選曲の裏話】

SixTONES楽曲

 慎太郎はSixTONESからの選曲では時間がかからなかったです。さあどれを選ぼうかね~となってすぐ、すんなり3曲とも頭に出てきて即決。《Dance All Night》、《"Laugh" In the LIFE》、《Strawberry Breakfast》の順でぽんぽんぽんと決まりました(その間数秒)。

 選曲のテーマにぴったり沿っている、正に『踊りたくなる』、身体で聴ける曲達。実際、この3曲はパフォーマンスでも踊る(踊りそう)な曲ですし、曲のタイトルにもDanceって入ってますからね。

 慎太郎が音楽的演者として持つ大きな強みの1つが、『音楽と身体の境界線が薄く連動している事』であると考えている為、それが最も可視化されるであろう『身体の動き(ダンス)』をメインテーマに据えました。

 一瞬《Special Order》も良いなと思ったのですが、自分が思う彼の音楽的演者イメージよりも、少しだけサウンドの重量感と粒子が大きい感じがしたので、即決の3曲をそのまま採用。

 今回は入れられなかったのですが、本当は《You & I》もめちゃくちゃ入れたかったです。あの曲は、音楽的慎太郎担が確実に好きなやつだろうなと思っています。

 

〇筆者オススメ楽曲

 一方、こちらの選曲は少々悩んだ記憶があります。選曲のテーマとキーワードに合っているのは勿論、追加条件として『MVで踊っている事』『MVが観ていて楽しい事』を含めました。(音楽的慎太郎担は視覚優位型が多いと予想したので。)

 BTSの《Dynamite》はすぐに出て来たのですが、もう1曲を決めるのにやや手こずりました。

 実は、元々ドリカムの《決戦は金曜日》を音楽的慎太郎担にオススメしようとしていたのですが、MVの色彩やノリ、眩しさや『遊び』のある感じを踏まえて、《Bang Bang》の方が適していると判断しチェンジ。漠然とですが、音楽的慎太郎担の診断結果には洋楽を混ぜたいな~と思っていたので、結果的にチェンジして良かったです。

 診断結果が末ズを足して2で割る感じだった方にも、《決戦は金曜日》をオススメします。音楽的ジェシー寄り末ズ担向け。

 

 

ジェシー

【診断の選択ルート】

《A》→《A》→《A》→音楽的ジェシー

 

【選曲のテーマやキーワード】

・『天才』である

・普遍性がある(長く愛されそうな名曲の予感)

・選曲した曲それぞれのルーツの違い

・歌が多岐に渡る

 

【選曲の裏話】

SixTONES楽曲

 彼もほぼ悩まなかったですね。まずすぐに《S.I.X》、数秒考えて《NEW ERA》、間髪入れずに《Bella》といったスピード感で決まりました。

 選曲のテーマにもある『歌が多岐に渡る』印象を確実に出したかったので、SixTONES楽曲の中でも、特に1曲で多種類の声が聴ける曲を並べています。更に、各曲のルーツにあるジャンルやカルチャーも全てバラバラになる事を意識しました。

 ジェシーが凄いのは『何をやっても底無しにすんげえ』という『衝撃』を我々に与えてくれる点なので、結果的に衝撃を携えたジェットコースターの様な曲達が集まることになり、筆者は大満足です。

 ちなみに、《RAM-PAM-PAM》も一瞬頭によぎったのですが、どうしても《S.I.X》と《NEW ERA》の2曲が譲れなかった為に断念しました。

 

〇筆者オススメ楽曲

 とにかく『天才』と呼ばれるアーティストである事を重視して選んでいます。

 藤井風さんはすぐに出て来たのですが、問題は『彼のどの曲にするか』でした。正直、大概の音楽的ジェシー担が藤井風は既知であろうと半ば確信していたので、あえてその中で選ぶならどこだ?と数秒考えた結果、《何なんw》に決定。《帰ろう》も良いなと思ったのですが、聴いた時の『天才出現!』となる感覚と、単純に自分が大好きな曲でもあったので《何なんw》にしました。

 ところで、先程『《決戦は金曜日》は元々慎太郎の方で選んでいたが、後に《Bang Bang》とチェンジした』と申し上げましたが、その《Bang Bang》は元々ジェシーの方で選曲していたのです。慎太郎の診断結果を書いた後に、やっぱジェシーの方にドリカムを使いたいな…となりしばらく悩んだのですが、先述の通り『待てよこっちが慎太郎だな?』となってチェンジする事に。

 よって《Bang Bang》は、音楽的慎太郎寄り末ズ担にもオススメです。

 

髙地優吾

【診断の選択ルート】

《A》→《A》→《B》→音楽的髙地担

 

【選曲のテーマやキーワード】

・日中に聴きたくなる耳馴染みの良さ

・程良い生活感と親近感

・人肌くらいの温度

・音数を盛った感じが無い(アナログ楽器)

 

【選曲の裏話】

SixTONES楽曲

 音楽的髙地担へのオススメをSixTONES楽曲から選んだ時は、『悩みつつスムーズに』決めました。一見矛盾した言葉選びなのですが、まぁちょっと聞いて下さいな宜しくどうぞ。

 と言うのも、髙地は音楽的に『繋ぎ』としての役割をはじめ『他の誰もが届かない所にも彼だけは手が届く』という武器が特徴です。故に、髙地の音楽的演者としての強みは本来特定の楽曲で発揮されるのものではなく、『全ての曲で常に』発揮されている色合いが強いと考えられるんですね。

 そうなってくると、特定の楽曲を選び取るのは難しい。そこで考えたのが、『髙地の音楽的演者としての"イメージ"に近い楽曲を選ぶ』という方針でした。

 方針を定めてからはスムーズに決定。お昼に聴きたくなる、温かみのある楽曲が集まりました。電子音よりもアナログ楽器(打ち込みもありますが)に寄ったサウンド感もポイントです。

 

〇筆者オススメ楽曲

 前者とは違い、筆者オススメ楽曲の選曲はスルスルっと行きました。おそらく、選びたい楽曲のイメージが1番明確だったからだと思われます。

 隠れたこだわり(企み?)として、ここで選んだ2曲は、《Coffee & Cream》の登場人物達のアナザーストーリーとも取れる楽曲にしてみました。

 自分のイメージでは、《Coffee & Cream》が付き合って数ヶ月の朝、《日曜日》は付き合って数年の昼、《Dancn With Me》はお互い良い感じではあるがまだ付き合う前の夜、という感じです。

(時系列で並べると、《Dancn With Me》→《Coffee & Cream》→《日曜日》)

 ちなみに、入れるか迷った曲はMaica_nさんの《秘密》。楽曲の持つ湿度が髙地のイメージよりもやや高めだったので、今回は入りませんでした。音楽的ゆごほく担にオススメするならこの曲ですね。

 

 

松村北斗

【診断の選択ルート】

《B》→《A》→音楽的北斗担

 

【選曲のテーマやキーワード】

・日本語詞がしっかり含まれている

・すんなりと物語が感じられる

・歌詞や言葉が勝手に入ってくる

・やや暗さがある

 

【選曲の裏話】

SixTONES楽曲

 北斗さんはね〜ギリギリまで悩みましたね。《Curtain Call》《僕僕》はほぼ同時に1秒経たず出てきたのですが、あと1曲を選ぶのにかなり時間がかかりました。

 悩んだ末に《うやむや》を入れていたのですが、音楽的北斗担にオススメするにはもう少し『当事者感』や『主観感』が欲しかったので、イマイチしっくり来ず…。

 そんな折、ふとSixTONESのオフィシャルサイトのページを見ていたら《Rollin'》の文字が目に入りまして、『お前だ。』となり即採用。結果的にこの並びとなりました。

 音楽なのですが、どこか『他者が語っているのを聞いている』様な感覚になる、良い意味でのフィクション感や不思議な力のある曲が集まりましたね。

(余談ですが、自分にとって《うやむや》は、かなり特別且つ大事な曲です。この曲が存在していて、SixTONESが歌ってくれて、それを聴ける場所に居られて心底良かったと思います。自分は半ばこの楽曲を神格化している節があり、特にブログの様な多くの目に触れる可能性のある場ではあまり多くを語る事が出来ません。そのくらいに特別な楽曲です。)

 

〇筆者オススメ楽曲

 こちらもそこそこ頭を抱えたのですが笑、それもそのはず、オススメしたい楽曲がことごとくYouTubeに無かったんですよ。

(公式が無い、フルが無い、あるけど音源的になんかこれじゃない…等々。)

 しかしながら、音楽的北斗担へオススメしたい楽曲は何個も出て来たので、『困ったがスムーズに決まる』感じになりました。

 元々《嘘をつく唇》と、もう1つ何かの曲(忘れた)の2曲だったのですが、両方大人な感じだったので、味を変えるべくSUNNY CAR WASHにチェンジ。大人の物語と青い物語の両方をご用意出来たので良かったと思っています。

(診断をやって下さった方々の中にサニカーをご存知の方が数人いらっしゃって、心の中で握手していました。良いバンドなのよ。笑)

 迷った曲は、平井堅さんの《ソレデモシタイ》。こちらもやや大人な物語ですね。元々これを入れるつもりだったのですが、YouTubeにフルサイズが無かったので断念。音楽的ほくじゅり担にはこちらをオススメします。MVも楽しい。

 

 

京本大我

【診断の選択ルート】

《B》→《B》→《A》→音楽的きょも担

 

【選曲のテーマやキーワード】

・圧倒的且つ確立された世界観

・作り込まれている事が分かりやすい

・歌の技術が伝わる

・孤高な雰囲気(1人で聴きたくなる)

 

【選曲の裏話】

SixTONES楽曲

 音楽的きょも担へのオススメをSixTONES楽曲から選ぶ時は、全く迷いませんでした。この診断結果に辿り着くであろう方々の音楽の好みは容易に想像出来たので、選曲もサクサクと進みました。

 《Imitation Rain》と《Life time》に関しては、『京本大我』の『きy…』くらいの時点で『これしかねぇだろ』と超速で決まり、その後呼吸する間も無く《Call me》も決まりました。

 選曲においてベースにあったのは、『プロの仕事』である事がどれだけリスナーに伝わってくるか。初めて聴いた後の第一声が『凄い』になりそうな曲を選びました。ややクラシック寄りと言いますか、伝統文化を嗜むのに近い感覚ですね。

 音楽的きょも担の場合は、歌をしっかりと堪能する時間が必要な方も多いと思うので、テンポもミドル〜スローで。フェスでぐちゃぐちゃになるよりも、コンサートホールでしっとり聴く。又は、自室の椅子に座って1人で聴くシチュエーションをイメージしました。

 

〇筆者オススメ楽曲

 まず、椎名林檎さんの楽曲を入れる事は即決でした。東京事変も良いかなとも考えたのですが、ここではしっかり『孤高の存在』の雰囲気を出したかったので、椎名林檎さん名義の楽曲から選ぶ事に。色々と悩んだ末に、MVも曲も歌も絶対ど真ん中だなと思ったので《至上の人生》に決めました。

 一方で《鯨の唄》に関しては、もう楽曲がほぼ確実に音楽的きょも担の好みにハマりそうだし、以前きょもさんご本人がブログ上で公開されていた架空セットリストにも入っていたので(多分入ってたと思う違ったらすみません)、まぁ間違いなかろうと選曲しました。

 話は戻りますが、椎名林檎さんの楽曲から選ぶ際、《公然の秘密》とも迷いました。圧倒的世界観とプロが結集している点が合いそうだと思いましたが、《至上の人生》の方がより良いだろうという結論に至り断念。音楽的きょもじゅり担には《公然の秘密》がオススメです。

 

 

田中樹

【診断の選択ルート】

《B》→《B》→《B》→音楽的樹担

 

【選曲のテーマやキーワード】

・語感や音がとにかく気持ち良い

・歌詞の意味より音が先に来る

・音の色彩が豊か

・カラオケで歌うのが難しい

 

【選曲の裏話】

SixTONES楽曲

 樹も一切悩まずに決まりましたね。

 とにかく『音』を重視。次から次へと多種多様な音が聴こえてくる、『音のゲリラ豪雨』を喰らう事が出来る様な楽曲を選びました。

 音楽的樹担は、音数が多めだったり電子音がパンパンに詰まっている状況も楽しいと感じるだろうと考え、《Special Order》《Mad Love》を選曲。又、おそらく『初めて聴く音』に惹かれる傾向があると予想し、耳新しさ溢れるスペイン語の歌詞を含んだ《Bella》を選びました。

 あくまでも推測ですが、おそらくこの診断結果になった方は、(意図しているか否かはさておき)歌詞カードを読まない派が多いのではないかな?と思っています。あまり歌詞に意味を求めない方も少なくない気がするんですね。それよりも、語感の気持ち良さや面白さを欲しているんじゃないかな?と。

(何故そう思うかと言いますと、何を隠そう、自分が歌詞カードを読まない派だからです。笑)

 

〇筆者オススメ楽曲

 音楽的樹担への筆者オススメ楽曲は、迷わなかったもののスムーズには決まりませんでした。

 何故なら、オススメしたい楽曲が沢山あったからです。

(筆者の診断結果は音楽的樹担なので、必然的に音楽の好みが近く、オススメ出来る楽曲も多くなってしまう。)

 ただ、Pentatonixの《Can't Sleep Love》は絶対に入れたかったんですよ。この曲は人間の身体から出る音しか使われていないのですが、その音の色彩は目を見張るほど豊かで。『楽器も使わず音数も少ないのに耳新しい』この曲はどうしてもオススメせねばならぬと思ったが故に、まずはこれを採用。

 そうなると、今度は日本語の曲を入れたいな…と考えまして、《おいしい水》を選曲。楽曲は勿論、MVもアク強め(めちゃ褒めてる)ではあるのですが、まぁ音楽的樹担ならいけるはずや!という信頼のもと笑、こちらを選びました。

 1番迷ったのは、SIRUPさんの《Do Well》。実は筆者オススメ曲として真っ先に頭に浮かんだのはこの曲でした。しかしながら、2番目に浮かんだ《Can't Sleep Love》をどうしても入れたい!となり、それなら全く雰囲気の違う曲を用意せねばと考え、《Do Well》は見送る事に。音楽的J2担と音楽的しんじゅり担には、こちらの曲がオススメです。

 

 

筆者が提案する診断の遊び方

 さて、ここからは例の診断の遊び方をいくつかご提案します。

 一通り診断で遊んで下さった方々のツイートを拝見していて、『これめっちゃ良いやん』と思った遊び方も多々あったので、それも一緒にご紹介するつもりです。

(たった今、まえがきに本記事が長過ぎる件の忠告を書き足して来ました。こちとらお構い無くどんどん書いていきますから、文章の胃もたれにはどうぞご注意下さいね!)

 

①己の気持ちに従って診断

 まずは超ベタに、己の気持ちに従いクリーンな状態で診断して頂きたいです。

 『へぇー、この診断だとオイラは音楽的に〇〇担当なのか』と、気楽に思ってみると良いでしょう。

 

②迷った所をやり直す

 1回目の診断で迷った設問をやり直してみましょう。迷ったもう一方の診断結果を見て、『ほう、オイラは音楽的に〇〇担の要素も持っているのだな』と、これまた気楽に思ってみると良いでしょう。

 診断に対して頂いたリアクションを見ていると、どうやら1問目で早々に悩んだ方も一定数いらっしゃった様です。まぁそうですよね〜ヒーローとダークヒーローの2択って、結構難しい問いですもんね…。

 

③真逆に答えてみる

 これはTwitterで見かけて、めちゃくちゃ楽しそうやん!と思った遊び方です。自分の音楽的好みと真逆の位置にいるメンバーを知れるかもしれません。

 『ふむふむ、オイラの音楽的好みと真逆の位置にいるのはこの人なのかもしれんな』と、何となく考えてみると良いでしょう。

 

④特定の結果を意図的に出しに行く

 特定のメンバーを意図的に出すのにチャレンジ。特定の自担がいる場合は、自担を出しに行ってみて下さい。箱推しの方も、ゲーム感覚で特定の人を出しに行ってみましょう。

 ①で自担が出て来なかった方は、この段階で、自分の音楽的好みと自担の音楽的演者として持っている特徴等の診断結果とを照らし合わせて、是非そのズレを楽しんで頂きたいです。

 『うん、やっぱオイラは自担の〇〇な所が好きなのかも…音楽的な好みだけなら△△だけど、自担が1番だな』『ふふん、やっぱオイラは筋金入りの〇〇担なのか』等と、各々の自担に想いを馳せると良いでしょう。

 箱推しの場合は、『ほほーやっぱりこう選ぶとこの人が出てくるのね』と思ってみましょう。

 

⑤全部読む

 あの診断記事は、ページ内のリンクで各場所に飛ぶ様にしているだけなので、スクロールしたら普通のブログ記事みたいに読めます。別の診断結果が見えない様に多めに改行をしているだけですから、ぶいーんとスクロールしてみて下さい。

 全部を読んで、『なるほど、音楽的各メンバー担をそれぞれこうやって分けたのか』と、ざっくり全体像を把握してみると良いでしょう。

 

⑥最終的に総合した診断結果を出す

 ①〜⑤を踏まえて、最終的な診断結果を出してみましょう。『音楽的には完全に〇〇担当』でも良し、『〇〇と△△を足して2で割った感じかな』でも良し。

 最終的な診断結果の結論が出たら、その結論にぼんやり納得して、『やっぱりSixTONESは最高で最強だなぁ』と、音楽的にも最高で最強な6人衆に想いを馳せると良いでしょう。

 

【上級編】筆者の解釈とのズレを楽しむ

 こちらはやや上級者向けの遊び方。

 例の診断は、そこら辺にいる一個人の主観で作られた物ですから、当然共感出来ない部分もあると思います。何なら全部共感出来ない、納得いかない場合もあるでしょうし。

 そんな方は、『筆者はこう言ってるけど、ここはオイラならこうするな、ここは共感出来ん事もないかも』等と考える作業を楽しんでみましょう。

 そうでない方も、もし自分でこの診断を作るとしたらどうするか、添削する様な気持ちで考えてみるのも楽しいと思います。

 オススメ曲の選曲も、SixTONES楽曲とそれ以外の楽曲との両方を、0からやり直してみるのも楽しそうです。

 筆者の感覚や解釈との違いを是非楽しんでみて下さい。

 

 

あとがき

 『【自作診断】あなたは音楽的にSixTONESの誰担?』の後記と解説は以上となります。

 気の向くままに書いていた所、存外かなり長くなってしまった為、自分でもやや驚いています。当ブログ史上最高文字数です。苦笑

 

 ちなみに、Twitter上で確認出来た例の診断の全体的な結果や頂いた感想も、あくまで自分の体感ではありますが(自分の為にも)ここに記しておきます。

 まず、自担一致率は6〜7割くらいだった様に思います。また、『自担とは一致せずとも納得のいく診断結果だった』と言って下さっていた方も結構いらっしゃいました。

 更に、筆者オススメ曲が既にお気に入りの曲だった方も一定数見受けられました。かなりバッチリと当たっていた方もいた様で、こちらの方が驚いてしまう事もあったほど!

 総じて、診断結果に納得がいった様子の方々が、こちら側の想定よりもかなり多かったです。良い診断を作れたのかなと思えました。

 加えて、筆者オススメ曲をチェックして下さった方もおられたので、自分はスマホを握りしめつつ喜びを噛み締めております。

 

 想定外の人数の方々に本診断を遊んで頂きましたが、皆様が本当に楽しく遊んで下さり、筆者としてはこれ以上に喜ばしく有難い事はありません。

 あわよくば、この診断が貴方の息抜きやちょっとした楽しい時間を生み出すきっかけになれていましたら幸いです。

 

 最後になりましたが、今回この診断を作成する事が出来たのは、何をおいてもSixTONESのお陰に他なりません。

 彼等が素晴らしい音楽的演者であり、且つ沢山の素晴らしい音楽を届けてくれているが故に、いちファンである自分がこの様な遊び方を出来ています。

 勿論、彼等を支えて下さっているスタッフさん達についても同様です。

 この場で申し上げるのが正しいとも思いませんが、己の気持ちとして、ここにスタッフの皆様を含めたSixTONESへの感謝を述べたいと思います。

 いつも本当にありがとうございます。

 

 潤いと豊かさと楽しみをくれるSixTONESに、心からの敬意と感謝と愛を込めて。

 

 ここまで読んで下さった猛者にも、心より感謝申し上げます。

 

 SixTONESSixTONESを大好きな人が、それぞれにとって幸せでありますように。