磨くは原石、精製は油脂

SixTONESについてのごくごく個人的な話をします。

【予習】夏の夜の夢をみる為に予めしたことを記録する。

 舞台『夏の夜の夢』の観劇をするにあたって個人的に行った予習の記録を残しておきたいなという気分になったので、そうすることにしました。

 予習を本格的にしたのは2022年8月下旬~9月初旬です。以下の記録は主にこの時期のものだと思って頂ければ、と思います。

 

なぜ予習をしようと思ったのか

 予習をするに至った理由はいくつかありました。

 しかし、主要且つ最大の理由はたった1つ。

 それは、『このカンパニーが持つ本作への解釈をちゃんと受け取れる状態で観劇したい』という欲が生まれたからです。

 シェイクスピア作品は太古から世界中で何度も演られていると流石の自分でも知っていました。

 そうなると、明確なお手本があるわけでもなさそうなこの手の作品は、『そのチームやカンパニーが原作をどう解釈したか』も上演及び観劇の醍醐味に含まれるのでは?

 この考えが浮かんだ時、その独自解釈部分を感じ取る為にストーリーの事前理解は必須であろう、と自分は判断したわけです。

 

 

筆者のシェイクスピアスペック

 予習前の段階で、本記事筆者のシェイクスピアスペック(?)は以下の通り。

  • シェイクスピア作品の舞台観劇経験はゼロ。
  • マクベスは大昔に漫画でサラッと読んだが、内容は断片的にしか覚えていない。
  • 学生時代に部活動で縁があり、当時オセローの日本語訳版を文庫で買ったものの、戯曲特有の表記と言葉遣いに馴染めず挫折。
  • ロミオとジュリエットは雑に知っている。どうしてあなたはロミオなの、とか。(が、正直ウエストサイドストーリーとごっちゃになっている。)

 こんな奴が頑張って予習したんだな〜と大目に見て頂きとう存じます。何卒ご寛容に!

 

今回の予習の目的

 今回行った予習において、自分は明確な目的を設定していました。

 それは、『物語の内容(筋)を頭に入れること』により、スムーズに観劇を楽しむ準備を整えておくということ。もっと言うならば、スムーズに観劇するのに最低限必要(と個人的に判断した)な情報を入れること

 そして、上記以外の情報は基本的に徹底排除し、観衆としての第一印象を持つ機会を損なわぬよう努めました。

 

 

具体的な予習記録

 記録したいと思った書籍のみを抜粋し、読んだ順に、書籍のタイトル・作者や訳者・発行元と個人的感想を記録します。

 尚、以下の内容につきましては、決して各書籍の是非を問うものではございません。あくまでも今回の予習における個人的目的に沿っていたかどうか、という観点で感想を書いております。

 その点を予め念頭に置きつつ読み進めて頂けますと幸いです。

 

 

①『夏の夜の夢』/原作:シェークスピア(以下略) /再話:ナオミ・ルイス /絵:シルヴィ・モンティ /訳:久山太市 (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

 

 絵本だと思って楽に読めると思い込んでいたが、すっかり騙された。笑

 率直に言って、自分がイメージする『絵本』の内容量ではなかった。絵本として読むには内容量が重く、物語を頭に入れる為に読むには軽い。それ故か、やや読みにくく感じてしまった。単純に自分との相性が合わなかったんだと思われる。

 物理的に薄く手に取りやすいので、分厚い本に拒絶反応が出ちゃう方にはオススメ。登場人物と話の大枠をざっくりと把握するのに向く。

 


②『シェイクスピア文学館2 物語 夏の夜の夢』/文:小田島雄志 /画:里中満智子(汐文社)

 

 予習の為の1冊を選べと言われたら、間違いなくこれ。圧倒的に読みやすかった。

 小説形式で作ってあるので、小説を読み慣れている自分からすると、内容がすらすら頭に入ってくるのが良かった。しかも児童書なので、最低限必要な注釈も本文中に差し込んである。ストーリーの予習には持ってこいの1冊。

 本好きの小学校中〜高学年であれば、難なく読めるはず。それくらいに読みやすく分かりやすい。とりあえずストーリーをしっかり頭に入れたい&小説を読む方はこれ一択では?

(個人的に感じた圧倒的読みやすさについては、挿絵が見慣れている絵だったのもあるかもしれない。大昔に読んだマクベスの漫画をはじめ、椿姫・カルメン蝶々夫人、更にはギリシャ神話の漫画も、全て里中満智子さんの作画で読んできたので。)

 

 

③『夏の夜の夢・あらし』/訳:福田恆存(新潮文庫)

 

 一気に戯曲感が増した。

 ①②は『読み物』だったが、これは読み物ではなく『脚本』。脚本形式になると一気に情報量が増える。否応無しに舞台上の情景が画として頭に浮かぶので、それに慣れるまで少し時間がかかった。物語ではなく資料を読んでいる感覚。指示書としての役割を含むので、ツルッとは読めない。

 だが慣れてくると、小説を読むのとはまた違った面白さがあるのに気がついた。自分でも驚いたのは、書いてある台詞を声に出して言ってみたくなったこと。やはり人の口から言わす前提で書かれているからだろうか?

 脚本は『目で読ませる』為ではなく、『口で読ませる』為のものなのだな、という実感を得られたのが良かった。

 訳者による解説つき。主に『夏の夜の夢』という作品の出自と歴史的背景、及びタイトル訳についての解説。読んでいて面白くはあるが、ストーリーについての直接的な解説ではないので、観劇前の予習としては必読ではないと自分は思う。

 

 ちなみに自分は、この本から本文中に分からないことが多発し始めた。

 ②は読みやすいように、本筋を保ちつつも分かりにくい描写や台詞はカットされていたが、こちらは脚本の日本語訳なので、細かい描写やジョーク混じりの台詞等も含まれている。予備知識が無いと面白さに気づけず、はて?となってしまう。

 特に、そこそこ過激(それこそ今ならコンプラ的にマズいやつ)な悪口や罵り文句も出てくるが、その罵り文句が何故罵りたるかが私には分からなかった。文脈的にこれは相手を罵ってんな〜とは分かるが、なぜその言葉が罵りの意味合いを持つかが分からない。(例:エチオピア女、韃靼人)

 例えるなら、『このコンコンチキ!』と言っている人を見て、『おそらくこの人は揶揄の意味を込めて"コンコンチキ"と言っているのだろうが、"コンコンチキ"という言葉自体の意味が分からん。一体どういうわけでこれは罵詈雑言なのか?』という風になる。

 

 

④『真夏の夜の夢』/訳:三神勲(角川文庫)

 

 本文でやってあることは③と全く同じで、訳者が違うだけ。

 ただ、自分には本書の訳注が非常に良かった。上記で述べたような『何じゃこりゃ?』な部分は全て説明してくれている。しかも簡潔に!最高やん!

 例の罵詈雑言達にもしっかり訳注がついているので、登場人物が相手の何をどういう意図で罵っているのかが分かるので助かった。

 故に、しっかりフルで読むならこれかな、と。

 これの本文と訳注が頭に入ったらば、もうストーリーの予習は出来たと思って良さそう、と自分は判断した。

 

 こちらも本文後に解説付。

 しかし、数ヶ所に解説者の考察や芝居作りについての内容が含まれている様に見受けられたので、それらを薄目で見た時点で読まないことにした。

 これは個人的な考えだが、いち観衆として、〇〇が見所だ!というのは知りたくない。どこを見所だと思うかは、他でもない自分自身が決めることだから。こと初めての観劇においては、専門家の思う見所は知らない方が自分にとっては都合がいい。

 自分は完全なる『プレーンな観客』として臨みたいのである。

 

 

⑤『シェイクスピアを楽しむために』/著者:阿刀田高(新潮社)

 

 シェイクスピア作品の解説集みたいな本。夏の夜の夢を含む12作を解説してある。

 単行本サイズの12ページ程度で物語の筋を頭から終わりまで一通り説明してくれる。著者の口から『この話はこれこれこうで…』と口頭で教えてもらう感覚で読めるので読みやすい。今回読んだ中で1番読み物らしかった。

 とにかく時間がない&話のあらすじと登場人物の要点を押さえて把握したい方には持ってこいの本。

 ただ、後半以降は著者の考察を含む内容が書かれている。観劇前の予習段階においては入れぬべき内容であると判断し、自分は途中で読むのを辞めた。

 

 

⑥『新訳 夏の夜の夢』/訳:河合祥一郎(角川文庫)

 

 これまで挙げてきた①~⑤は図書館で借りたが、やっぱ今回の舞台の訳者による訳も読んでおこう!と思い立ち、Amazonにてポチった。

 

 圧倒的情報量。

 シェイクスピア然とする言葉の佇まいを崩さないことに重きを置いてある故に、当然本文は読みにくい。大量の注釈がついているが、その注釈の大部分は韻について。原文(英語版)の面白さを知るにはピッタリ。

 しかし、それだけ『台詞の面白さ』に触れてある分、当然訳者の考える(+学術的に見た)本作の見所も大量に書いてある。その為、自分の予習目的からは逸れると判断し、注釈は途中で読むのを辞めた。

 夏の夜の夢という物語を楽しむ為ではなく、『シェイクスピアの面白さとは何ぞや』な視点が常について回る訳文なので、物語の筋は頭に入った状態で読むことを自分はオススメしたい。

(どうも、観劇後の筆者でございます。こちらの本ですが、今回の舞台の脚本ほぼまんまなので、個人的に予習よりも復習向きだな、と思っています。脳内上演の道具として非常に役立ちますよ!理想的なのは、ストーリーのみ予習→観劇→⑥で復習&補填→再度観劇 という流れだろうな~と考えてはいますが...何せ人気公演、チケットが2公演分も手に入るわけがなく...。うおお再演頼まァ!!!)

 

 

《感想と総括》ひとしきり予習してみて

 本作を観劇できると決まった時点で、今回は予習を行うと決意。

 図書館で関連書籍を15冊くらい借りてきて一通りつまみ読みしたが、たった15冊でも解説の趣が多岐に渡ることに少々驚いた。

 そもそも、シェイクスピア作品のみならずシェイクスピアという人物自体が、文化・学術・歴史・文学・語学・舞台・芝居、ひいてはビジネスモデルとしても研究観察対象になり得るデカブツなのだろう。故に、解説の趣も沢山あれば、まー関連書籍が大量なのも頷ける。

 とりあえず、『観劇時に物語についていくのに苦しまない程度の準備』をしたいのならば、⑤か②を読んでおけば間違いないと思う。時短派とエッセイ系の読み物派は⑤、物語の内容はちゃんと把握したい&小説派は②かな。⑤→②と読んでおけばバッチリ頭に入るはず!スムーズに情報量を増やしつつ読めると思う。

 罵詈雑言や台詞の細部を含め、しっかり戯曲として読みたい派は④。脚本状態のまま訳された書籍の中で、物語と台詞を理解するのを目的として読むならば、これがダントツで分かりやすく、痒いところにも手が届くと感じた。訳注も初心者からすると過不足が無い印象。

 ⑤→②→④と読んでおけば、観劇前のストーリー予習としてはパーフェクトなのでは?と自分は考える。

 

 あと、やっぱ漫画とはいえギリシャ神話を読んでいたのはデカかったかもしれない。

 時代の影響もあってか、本作中に出てくる奴等のほとんどはマジで(ちゃんと悪い意味で)ヤバいので、そこに引っかかり始めると何も頭に入らなくなる。『父親の決めた相手と結婚しない娘は死刑or出家すべし』という内容を見て、『はぁ?!ふざけんなよこのコンコンチキ!』などと思っていると身も頭も持たない。

 その点、ギリシャ神話を見慣れていたおかげで、『ヘイヘイこの人は他に恋人がいるのね〜』とか『ヘイヘイこの人は恋の為なら死ねるのね〜』とか『ヘイヘイこの人の人権は父親又は夫に掌握されてんのね~』とかいう感じで柔らかく受けとめられた。まぁそもそもフィクションなので一喜一憂することもないけれど。

(ギリシャ神話しかり日本神話(古事記)しかり、神様やら妖精やらの所謂『人ならざるもの』の方が人間なんかよりもよっぽどご自分の意思(=欲)に素直でいらっしゃるし、人柱も生贄もオールOKな世界線なので。)

 少なくとも、本作(舞台『夏の夜の夢』)においては、観る側も観せる側も、おそらく『共感』というピースは不要。ツッコミも不要。正しさも正義も不要。ただただ『役者が面白えことやってる』のを生で観て、手を叩いて楽しむのが良さそう。だってそういう脚本だもんこれ。生身の人間がこれを大真面目に演じるのが滑稽で面白いって話だから。舞台でやること前提のお話だよね。

 個人的な素人感覚としては、歌舞伎の演目の鷺娘と近そうに思う。あれも物語はあるけど、主要なのは物語ではなくて早着替えとか踊りの部分だから。もはや物語自体はオマケですらある。(無論、演る側からすればそうともいかぬのだろうが…。)

 とりあえず、この作品は人間(役者)が演ることのみによって完成するやつだ。結局観てみないことには全貌が分からん。

 

以上 2022年8月終わり時点 予習の感想

 

 

あとがき

 さて、以上が筆者が観劇前に行った予習の記録でございます。

 実際のところ予習の効果は絶大で、心の底から観劇を楽しむことができました。

 そして何より、本当に本当に素晴らしい舞台だった!!!!!観られて良かった!!!!!

 早くも人生ベスト作品群に入るものに出会えたな、と思っています。

 

 本日2022年9月28日は舞台『夏の夜の夢』の千穐楽ですね。

 おめでとうございます。

 どうか本作に関わる全ての皆様が、最後まで無事に夏の夜の夢をみられますよう。

【未来を見せた六人衆】Feel da CITY(2/19公演)の個人的感想を語る。

※注意※

 本記事はFeel da CITYのネタバレを大量に含みます。

 今後参戦予定の方にはこの上なくブラウザバック推奨な記事です。

 まだ観ていない&参戦の予定がある方には、どうかこれを読まないでくれ!とさえ思っています。是非、貴方の感覚器官を最初に通して欲しい!

 是非ご自身で判断して頂きますよう、何卒お願い申し上げます。

 

 

 

 

 グランメッセ熊本にて行われた、SixTONESのライブツアー『Feel da CITY』の2022年2月19日公演の個人的感想を好き勝手語ります。

 

 今回は、筆者の観たものと感じたものを転写しながら書くつもりです。

 その実、筆者は該当公演のセットリストに準じたプレイリストを聴きながらこれを書きました。各曲の項でも、その曲を聴きつつ書いております。

 気持ちだけはゴリゴリに作った状態で作成しましたので、是非『そういう奴』が喋ってんなぁと思いつつお付き合い下さいまし。笑

 

 

 

まえがき

  まず、筆者は人並みの記憶力しかございませんので、当然記憶が曖昧な部分があります。

 セットリスト・動線については、ネット上に転がった情報を遠慮なく参考にしています。

 無自覚に嘘を言っている可能性も多分にありますが、何卒お許し下さいませ。

 次に、本記事は筆者の感覚を残しておく目的で作成しているため、文章を整える作業はあえてしておりません。

 常体敬体ごっちゃ混ぜ、且つ雑な点も多々見受けられるかと存じますが、それも含めて面白がって頂けますと幸いです。

 また、以下の内容は、あくまでも個人的な感想と解釈に過ぎません。加えて、筆者は音楽やライブに関する専門家でもありません。

 『この人にはこう見えてこう聴こえたのか』くらいに考えて下さい。

 何か間違っていたら、(出来れば優しく)教えて頂けると助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

 

開演前

 既存曲のインストが流れていました。NAVIGATORのインストはやっぱり耳を引く。

 

 照明の数はoneSTほどではないが、決して少なくはない。開演前から高揚感を演出してあってアガった。

(テストを兼ねていたのかもしれないが、壁に幾何学的な模様が映し出されていて、それがくるくる回っていた。他にもやんわりと照明に動きがあった記憶がある。)

 

 モニターは全部で6枚だった気がする。ツアーのロゴが映されていた。両サイド(上手下手)に前方・中央・後方と3枚あって、計6枚。

(ちょっとここは自信が無いです。もしかしたら中央と後方だけだったかもしれない。4枚あったのは間違いないはず。)

 

 開演5分前くらいに、映画xxxHOLiCの予告映像が流れる。百目鬼氏が出て来た途端、会場が明らかに色めきだったのが伝わってきて、マスクの下でにんまりした。笑

(自分の座席の近くは、どうやら北斗担が多かったらしい。開演以降も、北斗がモニターに抜かれる度に周囲の空気がどよめいたりざわめいたりしていて、北斗が多くの人々を虜にしている事を文字通り肌で感じた。)

 

 overtureが流れ始める。

 聴いていて楽しかった覚えがあるので、結構ノれるサウンドだったのかもしれない。EDMっぽかったような…?

 順番に、メンバーカラーの太いスポットライトが1本ずつバチコン!と上から下へ点く。

 来るぞ来るぞ!!!!!!

 

 

本編

《Lost City》

 1曲目がこれか!してやられた!!!最初からもう作りとして上手ぇ!!!

 

 そんでなんかSixTONESが上からベルトコンベアみたく流れてきよる…衣装ギラギラだすんげー。

 ん?!SixTONESが流れて来るやつ、くねくねしとるな…?これまた珍妙な…あ!!!なるほど!S字になっとるわ!こいつは面白い!

 今回のツアーのシンボルとなる機構はこれなのか。(巷で噂の『Sカレーター』ですね。)

 

 今思ったんですが、こうして出されてみると、この曲ってアイドルライブの登場シーンに向いてるわ、と思いまして。

 初めて顔を見せるシーンの持つ『初期衝動力』とバランスが良いし、徐々に熱量が高まっていく感じも幕開けに相応しい。

(しかも、今回みたいに画と声で堂々と魅せる!みたいな場合は尚の事ぴったりですね。この曲にこんなポテンシャルがあったとは…恐れ入ったよLost City…。)

 

 

《Special Order》

 来たぜ!!!!!!ライブで聴きたかったよ!!!!!!

 火系の特効が使われていた。ここら辺から自分は爆踊りしてたと思う。

 常識とモラルの範囲内で理性を捨てました。笑(=ブチ上がっててよく覚えてない)

 

 

《Rosy》

 畳み掛けます!容赦なし!!!

 筆者ペンライト振って踊ります!(=ブチ上がっててよく覚えてない②)

 

 

《Rollin'》

 熱い!RosyからのRollin'は激熱です!!!

 都会の雑踏が見える!街だ!感情の圧倒的発散!ブチかましております!

 1サビ前北斗からの煽り!それを受けた我々は拳突き上げ!雑踏をかき分け進む!(※イメージです)

 火花系のぶっ放し特効あり。無論拳を掲げた。

 

 サビのユニゾン、髙地の声の作用がすんごい。

 TrackONE IMPACTの時のRollin'では樹の声の作用に驚いたけれど、今回は髙地だった。間違いなく彼の歌声における『素材力』が爆上がりしてる。

 Rollin'に限らず、髙地の声が持つ素材の魔力みたいなものが、全てを飲み込む(又は『侵略する』とか『統治する』)ような瞬間をちょくちょく感じて、私は武者震いしてました。怖ささえ感じた。

 この現象は、とんでもなく素晴らしい素材の良さをこちらへ分からせるだけの、彼自身による技術の賜物であろう、と私は解釈しています。

 

 もしかすると、Rollin'のサビは、SixTONESの歌声における一種のパワーバランスを観測できる指標になり得るのかもしれない、とも思ったり。

 やはり、観測的に考えるSixTONESのユニゾンにおける声の作用力2強は田中樹と髙地優吾だな、と再確認した次第です。

 

↓Rollin'における樹の声の話はこちら↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

↓髙地の声の話はこちら↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

 

《S.I.X》

 来た!!!!!!ライブで聴きたかったぞ!!!!!!(その②)

 筆者の座席はバックステージ下手側底角の外側(伝わるんかなこれ)だったのですが、ちょうどそのバックステージ下手側底角に設置されているリフターがジェシーの持ち場だったんですよ。こーれはアガりました。

 何故なら、他でもない、『S.I.Xを歌っているジェシーが大好きだから』!!!

 ジェシーの音楽的な素晴らしさがこれでもかと出ている曲だと個人的に思っているので、この曲をパフォーマンスする彼を肉眼で刮目できるなんて願ったり叶ったりの極み!森羅万象に感謝!

 

 んで、刮目したんですけども…。

 最高でした。

 彼のS.I.Xへのノリ方、めちゃくちゃ良い意味で、理解できなかった。

 やっぱりジェシーの感覚器官の仕組みは理解できなかったです。

 漠然と予感はしてました。彼がやっている音の取り込み方は、自分には理解不可能である、と。どの部位で取ってどの部位から出してるか、全く観測できませんでした。

 同時に、大いにフィットしました。理解できずとも、観ていて十分、あの場と聴衆にフィットしていました。だから、ものすごく気持ちが良かった。

 最高の理解不能な体験でした。

 ありがとうジェシー

 

ジェシーとS.I.Xの話をしている記事↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

 

~メンバーからのご挨拶~

ジェシー

ニジマスしてた。

 

・きょもさん

→新発売のカードゲームパックの話をしてた。2箱買ったらしい。

 

・北斗

→北斗のターン!話を辞める気配のないきょもさんに被せる形で『いらっしゃいませ~!』を発動。特殊効果により、きょもさんは強制ターンエンド。続けて『画面タッチいいですか?』を召喚。聴衆からサイレント『ピッ』を貰う。ターンエンド。

 

・慎太郎

→会場前方から後方に向かってのウェーブをご所望。ウェーブ中ずっと喋ってる。

 

・髙地

SixTONES熊本初上陸をアピール。

 

・樹

→安定の樹様によるお言葉。仰せのままに。

 

 会場皆、挨拶するメンバーに合わせてペンライトの色を変えていた。素敵です。

 

 

《Dawn》

 印象に残ったパートの1つ。

 端的に言おう。自分はDawnを聴いていて、SixTONESのドーム公演が見えた。もっと言うと、『あれ、何で今私はドームにいないんだろう?』と本気で思ってた。

 そのくらい、この曲はドームクラスの会場で是非やって欲しい。

 

 正直、大きいサイズの会場でライブをするメリットは『収容人数が大きい』事が大半を占めていると自分は思っている。(逆を言うと、それ以外はデメリットの方が多いのでは?とも勝手に考えている。)(素人感覚なので、実際どうなのかは勿論知る由もない。)

 

 ただ、この曲をライブで聴いてその考えがひっくり返った。

 デカい会場でライブをやる意味、音楽的にもめっちゃあるわ。

 Dawnが持つスケールとその影響力が及ぶ範囲を考えると、アリーナクラスですら狭い、と感じたのだ。ドームでやった方が、もっと音楽としても魅力的に映るはずだ、と。

(念の為に言っておくが、これは決して『Feel da CITYで披露されたDawnが魅力的でなかった』という意図の話ではない。正しくは『Feel da CITYで披露されたDawnがあまりに魅力的だった故に、ドーム公演が鮮明にイメージできた』という話なのである。)

 

 …とこんな事を考えていたが為に、樹が立ち位置をとちったのは見損ねていた。(MCで話しているのを聞いて、初めて知った。)

 

 このパートでの自分は、完全にあの『空間』に没入していた。彼等が謎の杖を持って振り回しているのも曲終盤にようやっと気がついたくらいだった。本当に素晴らしかったと思う。

 

 ちなみに、公演の幕間(?)に流れていたトラックで、Dawnのトラックをチョップして組み替えたっぽい雰囲気のやつがあったのが気になった。ただ単にバイブスが似ていて、そう聴こえただけかもしれない…。

(↑この時の照明が、これまたドームを彷彿とさせるものだった。センターステージ上空にある短い円柱型の機構を中心として、半径の線を引くかの如く360°四方八方へ向かって光が放たれており、『やっぱりドームじゃねえか』と感じた記憶が残っている。縦長の会場で円ベースに発するあの光の動かし方は衝撃だった。)

 

 

《Papercut》

 曲が良い。振付も良かった。

 きっとみんな好きだと思うし、今はまだteam SixTONESでない方にも是非観て欲しい。頼むから何とかYouTubeに出してくれんだろうか。

 PapercutきっかけでSixTONESを好きになってくれるパターンが多発すると思う。

 シンプルに『個人的好み』という指標のみで考えるなら、この曲は間違いなくマイベスト5に入る。ライブで聴いて、その感覚は確信に変わった。

 

 

《Odds》

 DawnとPapercutにカチコミ喰らって記憶がかなり薄いです。(白状)

 ここら辺で、メインステージの背面にバカでかいスクリーンがある事に気が付いた。ちゃんと曲に合わせた映像が用意されていて、観ていて楽しかった記憶もある。

 

 

《LOUDER》

 両サイドの各モニターに、ジェシーと慎太郎の名前と、『LOUDER』の文字が。凝ってますな~。

 2人の対極とも言えるダンススタイルを並べて観られる贅沢さ。

 ジェシーはクラシックに大きく踊る。正に『Dance』って感じ。

 対する慎太郎はフレキシブル且つ自由に踊る。『Move』って感じ。

 方向性の違う上手さ。

 この2人は根本的に音の捉え方と表現の仕方が違う気がしている。

 例えるなら、ジェシーは音が見えているタイプで、慎太郎は音を触れるタイプ。

 ライブだとより一層アプローチの違いと化学反応が感じられて楽しかった。

 うん、考えりゃ考えるほど、贅沢な曲とパフォーマンスだね。

 

 

《真っ赤な嘘》

 こちらも両サイドのモニターに、名前と曲名が出る。ちゃんとフォントやらエフェクトやらが曲に合わられていた。芸が細かい!

 

 曲単位でみる演出MVP①。

 遠巻きに全体を観られたからこそ楽しかった。

 感覚としては、真っ赤な嘘の世界を、箱(ゆごほくが中にいる)の外から、完全なる他人事として何となく頬杖ついて見ている感じでした。

 ここは『参戦』よりも、『鑑賞』とか『観測』とか『観察』とか『目撃』とかに近かった。

 

 各モニターの画面が2分割されていて、こちらから見て右がモノクロで映った北斗、左が真っ赤に映った髙地。そのまま終わり近くまで、2人はとつとつと歌い続ける。

 実際2人が歌っているメインステージでは、これと言って派手な演出はされていなかったと記憶している。2人の間に、鏡とも思しき薄い壁が1枚あるだけ。

 曲の終わり、モニターで観ると、白黒の北斗と真っ赤な髙地がゆらりとすれ違って場所を入れ替わり、北斗が赤く、髙地がモノクロになる。

 その後、すとん、と暗転。

 

 

《共鳴》

 きょもさんの『Oh I don't know why〜』パートが好き過ぎる。共鳴の解禁済み音源の中で1番好きなパートかもしれない。

(↑本文はは共鳴リリース前に書き終えていた為、上記の様に書いています。)(リリース後にフルで聴いて益々好きになった。)

 このちょっと横に引きずったノリ、拙者の好物でござんす。ありがとうございます!

 言わずもがな素晴らしい再現性。拍手喝采

 

 北斗の歌が上手い。シンプルに上手い。

 『孤独じゃないってだけで』の部分とかもう本当に凄え。(更に言えば、この歌詞が北斗パートに割り振られたという至高の事実に平伏すよね。お客様満足度限界突破しとる。)

 この曲に限らず、今回のライブを観ていて、北斗の音楽的制御能力がメガ進化してる!と自分は痛感しました。

 

 少々本筋から逸れますが、そもそも、北斗が持つ大きな魅力の1つは『揺らぎ』であると個人的に考えています。

 それを、以前自分は別の記事で、『北斗は言葉と侵食し合っている』とか『日本語との共鳴』とかいう風に言ったのですが…。

(奇しくも『共鳴』という言葉を使っていた!驚)

 ここ最近の北斗は、その『侵食の度合い』だったり『共鳴の度合い』だったりを調節し始めていそうだな、と感じていて。

 言い換えるならば、『感情の揺らぎ』や『声の揺らぎ』における、その揺らぎ方や揺らぎの度合いまでをも本人の意思でコントロールするようになったのでは?と予想しているんです。

 ちょっとこれ以上話すととんでもなく長くなりそうなんでこのくらいにしておきますが、要するに、自分が目撃した北斗は、彼自身の揺らぎをある程度以上は制御下に置いている様に見えた、という話ですね。

 それが特に分かりやすかったのが、共鳴と真っ赤な嘘だったなぁ、と。

 

↓北斗と日本語の共鳴の話はこちら↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

 

 

《love u...》

 わーお…これはこれは…。

 メンバーカラーの装飾付きマイクスタンドが6本用意されていて、それが所謂『お相手』だった。

 音が最高に気持ち良かったが故に感覚が聴覚方面へ没頭していて、あんまり彼等の挙動を観られてはいないけれど(視覚が薄れてた)、まぁ間違いなく重いムスクやイランイランの香りがしそうな空間だったと思われます。はい、そういうことです。

 

 

《You & I》

 はい、前述の通りここら辺はもう完全に五感の聴覚優位な状態が出来上がっていたこともあり、ひたすら踊っていた気がします。(理性なんてとうの昔に捨て去ってた。)

 何人か目の前をメンバーが通過したような気もしますが全く覚えておらず…空間としての視覚情報とか肌感覚は多少残っているんですけど、詳細な人物情報は全く残ってなくてですね…漠然とみんな綺麗だなぁと思ったような気もします。

 

 

《WHIP THAT》

 お前を!ライブで聴けるのを!!!待っていた!!!!!

 来いやァ!!!!!!(その③)

 

 お察しの通り、この時の自分は完璧に『仕上がった』状態だったので、体感的にはもう何もかも吹っ飛ばしてましたね。

 

 S.I.Xでジェシーがいたリフターに、今度は樹が降臨。

 かなり高い所まで上がってるのに、そこでめちゃくちゃ飛び跳ねてたのは覚えてる。結構揺れてたけど、お前さん高所恐怖症と違うんか?って一瞬よぎったけど、もうなんか全部どうでも良かった。そのくらいブチ上げのゾーンに入ってました。笑

(勿論声は一切出していないけれども、全然余裕でブチ上がれたのでSixTONESは偉大。)

 リフターが完全に下がりきってないのに、そこそこの高さになったら飛び降りた樹さん。あんた高所恐怖症じゃないんけ?(2回目)とは思いつつも、彼は楽しそうにしていたし、自分も楽しかったのでオールOK!

(余談ですが、このWHIP THATパートでリフターをガッツリ高い所まで上げたのは、めちゃくちゃライブの演出としても上手いと思う。

と言うのも、主役であるアイドルが客席目の前の高台へ上がる=観客の目線が上がる=ペンライトを持つ腕も上がるので、各自が思っている以上に腕を振ってるはずなんですよね。物理的にもブチ上げ促進効果が見込める、というわけです。)

 

 最後の24小節くらいは、ジェシーに倣って愉快なダンスタイムのお時間。

(4小節をジェシーが踊り、次の4小節でメンバー5人が真似をする× 3セットだった記憶。)

 モニター越しで観た限りだと、ジェシーのすぐ後ろにいた北斗が1番楽しそう&嬉々として踊っていて、自分はどこからともなく年上の親類の様な生温かい目線で見守っていました。笑

(流石にここら辺からは視覚も取り戻した。)

 

 

~MC~

 バックステージ→センターステージ→メインステージの順で移動しながらのMC。

 

 余談ですが、自分はこのタイミングでMCを聞きつつマスクのノーズパッドをサッと剥がしてポケットに突っ込みました。

 と言うのも、WHIP THATが終わってふと我に返ったら、マスクが鼻の頭くらいまでずり下がっていたんですよ。これはいかん。

 曇り止めのつもりでマスクにノーズパッドを付けていたんですが、ノーズパッドの厚みでマスクの固定感が減るので、立って踊り頭振りながら観るライブには向きませんでした。すぐ隣に人がいらっしゃるので控えめに動いていたはずなんですけども、WHIP THATではズレるズレる。

(そんで眼鏡もフェイスシールドも曇る曇る。曇り止め処理は施してあったんですけどね…100均の曇り止めでWHIP THATに勝とうという考えがそもそも甘かったようです。)

 結論、ノーズパッドはライブには向かない。

(あくまでも筆者の場合)

(一方で、映画だとか舞台とかの観劇には非常に良いと思われます。じっとしていれば全く眼鏡が曇らないので快適です。)

 

 該当公演MCの内容についてはTwitter等で検索したら沢山出て来るので、そちらをご覧ください。

 おふざけの合間にさらっと北斗ときょもさんが歌ってたそれがまぁ上手い上手い。自分はMC内でも特に1番印象的でした。

 と言うのも、冒頭の『So let's go~』を、始め1回北斗が、それ以降はきょもさんが何度か歌っていて、これがめちゃくちゃ上手い。おふざけの一環なのに…すご。

(最初1発目は北斗が歌ったと記憶しているけど急に自信なくなってきました、もしかしたら嘘を書いてるかもしれませんが許して。)

 

 

《Everlasting》

 良い空間でした。本当に良い空間だった。これに尽きる。

 

 Feel da CITYペンライトのグラデーションモードを、樹が出す『せーの』の合図でカチッと作動。とっても健気な空間でにこにこした。

 

 Lifetimeが『部屋の中から窓越しに眺めた朝焼け』だったとするならば、Everlastingは『自ら迎えに行った朝焼け』だった。

 それを会場全体でやった感じ。みんなで迎えた朝焼け。

 

 きょもさんの進化が止まらない。凄いわほんと。

 当ブログでは散々きょもさんのプレーヤースキルについて語ってきたけれど、CITYの音源辺りから益々魅力的な歌声になっていると思う。

 率直に言えば、『技術の京本大我』から『歌声の京本大我』にステージアップしたと自分は見てます。確かな技術が基盤にある事で、結果的に彼の『歌声』の魅力が激増しした。もっと魅力の範囲が広がった感じです。

 ここ最近、無意識にきょもさんの歌声(CITY収録音源と共鳴収録音源)を聴いていると、一瞬誰の声か分からなくなる現象が個人的に多発していて。『上手い』を通り越して、もう『凄い!』とか『良い!』みたいになっちゃうんですよね。

 Everlastingがピースフルであるにあたって、上述したきょもさんの進化が1役も2役も買っている事は間違いないと自分は考えてます。

 ちょっとこれ以上は長くなるのでこのくらいにしておきますが(既に十分長い)、いよいよ彼が凄いってことを言いたかったんですね、ええ。

 

↓きょもさんのプレーヤースキルの話はこちら↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

 

 

Ordinary Hero

 メインステージ背面のスクリーンに出ている映像が可愛い!

 冒頭の街の音が流れてきてアガった。やっぱこの曲はそれを含めての1曲なんでね。

 Everlastingのピースフルな流れを受けつつ、もう少しノリを加えてカジュアルにした感じ。

 

 今ふと振り返ってみて思った事なんだけど、Everlastingの途中辺りからは特に、自分が意識的・無意識的に引いている境界線とか枠線とかがどんどん溶けてor薄れていって、自分自身の範囲が広くなっていったのかもしれない。

 さっきからずっと『空間』というワードや概念が頭に浮かんでて(もっと言うと本能的に降ってきてて)、本記事の文章で頻繁に『空間』ていう語彙を使ってるのにも今気付いた。

 

 

《With The Flow》

 個人的MVPライブアクト!1番居心地が良かったです。

 これはただ単に筆者の思い出なんですが笑、ライブハウスに月1で通っていた頃を思い出しました。感覚的にはかなり近かったと思う。

 

 他のユニット曲同様モニターに名前と曲名が出て、白いスポットライトで1人ずつパチンパチンときょもじゅりが登場。

 割とものものしい(?)登場の仕方だったので『ほう?!この曲でこの感じか!』となりましたが、2人がゆるゆると喋りながら準備をし始め、すぐに会場もゆるっとした雰囲気に。

 きょもはギター背負ってチューニングやらなんやらしていて、その間を樹が軽く喋って繋いでいた。『きょも準備できた?』『いいよー』みたいな流れで、きょもがアコギをジャカジャカと弾き始める。

 樹からの『各自好きなように聴いて楽しんで下さい。(意訳)』との言葉があり。『あ、私もここに居ていいんだ。』ってなった。ありがとう樹。

 

 2人は向かい合ってアイコンタクトしつつ、4小節くらい(8小節かも?)きょものアコギに合わせて、樹が新作書き下ろしor即興と思われるラップをしていた!!!

 最高です。はちゃめちゃにカッコ良かった!

 この時はきょものギターの音と樹のラップだけが会場にあって、完全に2人のみによる空間だった。

 

 その後、同期音源も加わって、CD音源化されている楽曲本編の歌唱がスタート。

 いやーめちゃくちゃ気持ちの良い空間でした。

 

 

《Your Best Day》

 ファンサービスタイムがスタート。

 髙地から『今からそちら側へ行きますが声出しお触りはご遠慮くださいね~(意訳)』との前置きがあり、トロッコが発進。

 

《"Lough" In the LIFE》

 続・ファンサービスタイム。

 かなり丁寧&くまなくトロッコが会場全体を走行していて、ファン想いだなぁと感じた。多分会場にいる全員がこの時間でメンバーの誰かしらを目視できていると思う。

 

《Strawberry Breakfast -CITY ver.-》

 まだまだ続くよファンサービスタイム。

 かく言う自分の近くは、慎太郎が割と頻繁に通ってくれた印象が残っている。次点で樹と北斗かな…?とりあえずこの3人はトロッコと共に目視した記憶があるので、多分通過したはずだけど…すんません自信がないです…。

 とりあえずみんな綺麗でした。それだけは胸張って言える。みんな綺麗だった。

(いざ本人達を目の前にすると脳がバグるっぽいです。マジで何も思い出せん。)

 

 

《フィギュア》

 バックステージでやってくれたので、運良く肉眼で観られた!パフォーマンス含め大好きな曲なのでとても嬉しい!!!

 

 慎太郎の動きが冴え渡ってた。最高。これを観たかったのよ。生で観た彼のムーブはやっぱり素晴らしかったです。

(あえてここは『踊り』ではなく『動き』と言わせて欲しい。)

 フィギュアをパフォーマンスする慎太郎、泳いでいるみたいでした。彼が動くと、その周りがきらきらと波立つみたいに見えた。液体ってどこか一点が動くとそれが周りに伝わって波が発生するじゃないですか。あんな感じ。

 

 あと、ここ最近、自分は慎太郎の声の良さをひしひしと感じていて。

 この曲では特にその良さが分かりやすかったと個人的に思います。そもそもフィギュアという楽曲が慎太郎の歌声にパーフェクトマッチしていると考えていたので、尚の事そう感じたのかもしれない。

 以前別の記事で『フィギュアは笑顔で涙を流している様な曲だ』と書いたんですが、その『明るさと暗さの同居』や『ポジとネガの併存』みたいな要素を、慎太郎の歌声にも筆者は強く感じているんですよ。光があるから影もある、みたいな。

(もっと言うと、そういう絶妙なバランスによってのみ存在できる表裏一体の事象を、彼の歌声は常に持ち続けているわけです。言わば、美しい矛盾。音楽的にも如何に貴重な存在であるかは言うまでもないでしょう。)(ちょっとこのくらいにしておきます、気を抜くとすぐ長くなってしまう…。)

 

↓慎太郎の声とダンスの話はこちら↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

↓笑顔で涙を流している話をした記事↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

 

《NEW WORLD》

 センターステージにてパフォーマンス。

 一体感をビリビリと感じた。

 紛れもなくteam SixTONES(勿論SixTONESを含む)の空間でした。

 

 やはりこの曲を出されると、自分はどうしても意味付けをしたくなったり、意味合いを感じたりしたくなります。ここら辺から最後にかけて、自分はFeel da CITYの持つストーリー的要素を色濃く感じました。考察が捗ってこれまた楽しかった。笑

(この考察については、気が向いたら別の記事にして出すかもしれません。)

 

 

《Imitation Rain(THE FIRST TAKE ver.)》

 メインステージにてパフォーマンス。

 

 曲単位でみる演出MVP②。

 

 いつの間にかメインステージには幕が下りていて、おもむろにImitation Rainの冒頭ピアノが聴こえ始める。

 音源がTHE FIRST TAKEのバージョンで少し驚いた。まさかツアーでも使うとは…!

 

 いざパフォーマンスが始まっても、こちら側からはメンバーのシルエットのみが観える状態。声は聴こえるが、姿は見えない。

 曲の後半、モニターにはメンバーの姿が映され始めたものの、最後まで幕は下ろされたまま。

 

 潔い。好きです。好みです。最高!

(本筋から逸れますが、筆者はここ半年くらいImitation Rainの素晴らしさを腹の底から痛感する事が激増しております。今こそ言いたい。SixTONESのデビュー曲はこれ以外あり得ない、彼等にとっては勿論、team SixTONESにとってもこれこそがデビュー曲なのだ!と。誇張でもなんでもなく、本気で『一生物』の曲なんですよね。最近より一層それを感じています。)

 

 

《マスカラ》

 幕が下りて、メインステージにいる彼等が目視可能に。

 冒頭のギターはやっぱり求心力が激強。一気に世界が反転したとも言える。

 

 冷静になってみると、彼等めちゃくちゃ贅沢な事やってるんですよ。YOSHIKIさん提供曲から常田さん提供曲ってすんごい流れですからね?!字面だけでヤバいもん。とてつもない。

 

 先述したImitation Rainの演出効果もあり、自分はこの辺からまたもや空間没入状態になってました。視覚的記憶が薄いのよ。めちゃ気持ち良かったのは覚えてる。

 

 余談なんですが、SixTONESメンバー全員が30代になってマスカラをパフォーマンスする機会があるかも…と考えると、もうなんか色々すんごくない?!私だけか?!

 

 

《NEW ERA》

 この曲はライブに向いてる。ブチ上げ。

 ライブもいよいよ佳境です。さぁ、拳突き上げ進む我ら!(※イメージです。)

 

 確か、マスカラとNEW ERAはテレビサイズだった気がする。フルじゃない?!ってなった記憶が…うーんちょっと自信ない、円盤で確認しよう…。

(単純に没頭して体感時間が短くなっていた可能性も大いにある。苦笑)

 

 『共に行こう Say yeah!~手を離すな駆け抜けるLife』をライブ会場で聴きたくてしょうがなかった。最高でした。是非このパートは生で聴きたいと切望していたので。心の中でめちゃくちゃSay yeah!したし、頭も振った。これよ、ライブはやっぱりこれなんよ!!!

 

 

 ここに来て!まさかのNAVIGATOR!!!うーわマジか!!!

 全く予想していなかったのでカウンター喰らった。最高。

 事前にFeel da CITY関連の情報は極力遮断するよう努めていて、特にセトリ予想もしていなかったけど、ライブ終盤のNAVIGATORは個人的に完全なる藪から棒だった。最高の一突きでした。

 

 NAVIGATORもテレビサイズだったかもしれん。(自信ないのは同上、円盤にて要確認。)

 

 

《Good Times》

 うーん良い締め方!

 本編ラストにGood Times!大好きです!!!

 

 『今日は良い時間だったね~楽しかったよ~!』ってSixTONESと会場全体で共有できた気がした。とってもハッピー&ラブ&ピースな空間でした。

 文句なしの充足感。満ち足りた会場。

 

 

アンコール

《僕が僕じゃないみたいだ》

 きょもじゅりによる冒頭歌唱。

 その後、きょもじゅりの間から両手を広げた北斗が弾ける様に登場。

 あの時の北斗、曲も相まってMAXキラキラしてた。花背負ってんのかと思ったもん。嘘みたいだけど本気で花と輝きを撒き散らしてる様に見えました。漫画でキャラの重要な登場シーンの背景に花と光を散らすやつありますやん?あれよあれ。

 目を擦りたかったけどフェイスシールドで擦れなかった。幻覚だけど、見えたもんは見えたからさ~報告したかったんです。笑

 

 

《この星のHIKARI》

 さて、前項で花背負った北斗の話だけをしてしまいましたが笑、僕僕から再びメンバーの乗るトロッコが発進。

 

 『Wow Wow Wow Wo…Yeah Yeah Yeah~』はしっかり心の声とペンライトの動きで参加。会場中からWow Wow Wow Wo…の念を感じた。

 

 アンコールにも関わらず歌声が全くバテていないのが凄い。

 目の前の外周を通過したきょもさんが、ファンサービスに夢中で担当パートを途中から歌い始めたのを目撃したんですけども、まーーー上手いこと!

 図らずも『ちゃんと生歌だ!』なシーンを観られてラッキーでした。

(彼等が常々生歌でやってくれている事は当然知っていましたが、いざそれを証拠付きで見せつけられると首を垂れるしかなく…凄いよほんと。)

 

 

《Cassette Tape》

 ラストがこいつか…!参った。もう降参です。

 総じてFeel da CITYは構成が神。Lost Cityで始めてCassette Tapeで終わるのは芸術点がとんでもなく高い。素晴らし過ぎます。

 

 髙地が『君がいない部屋はso lonely』の歌詞を飛ばした直後、思わずマイクを通して『…すいません…』と言っていて。笑

 次に慎太郎が歌詞をもごもごして、同じく『…すいません…』。

 それを受けたきょもさん、『I don't know ~ I'm sorry』のパートですかさず両手を合わせて、申し訳なさそうなお顔と共に『I'm sorry』と仰ってました。爆笑

 見事な3段落ち!回収の仕方がマジSixTONES。最高だぜ!!!(会場中が大ウケしてた)

 

 そんな愉快な事件(?)もありつつ、次第に場の雰囲気はしんみりし始めます。

 時勢柄『君の声 聴きたくて』が染みるし、この曲が終わったら全部終わっちゃうのが分かっているからこそ、歌詞の至る所が重みを増していて。

 あの時、あの場にいた全員が、それぞれの時間を惜しんでた。

 とっても素敵な空間でした。

 

 こうして、SixTONESはメインステージの通称Sカレーターで帰って行きましたとさ、

 おしまい。

 

 

あとがき

 お疲れ様でした!長かったですよね…。

 一応これでも削ったんですけど…おかしいなぁ。苦笑

 

 実は、この記事には裏目的がありました。

 それは、これを読めばFeel da CITYに参戦した気分になれる、即ち『擬似参戦』が可能な記事にする事!!!

 その為に、極力筆者が観たものと感じたものをそんまま書いたつもりです。感想や考察も筆者基準において『音楽的』なものをメインとするよう心掛けました。

 

 元も子もない事を言ってしまえば、Feel da CITYはいずれ円盤化されるはずなんですよ。笑

 なので、わざわざ私がこれをネットの海に出す必要は本来無いんです。所詮書きたい欲だけで書いたものですし(←表目的はこれ)。

 

 ただ、そんな欲の産物が誰かのお楽しみの一端になれるかもしれんな〜と考えてしまったので、ええいどうにでもなれ!と公開ボタンを押す予定です。

(これを貴方が見ているという事は、私が公開ボタンを押したっちゅう事ですね。)

 

 今回参戦したFeel da CITYを一言で言うなら、『SixTONESの未来が見えたライブ』でしょう。

 以前参戦したTrackONE IMPACTでは『可能性と希望と覚悟』がぎゅっと感じられて、配信で観たoneSTでは『圧倒的な期待と有望過ぎる未来』を感じたのですが、Feel da CITYはもっと明確で明瞭に未来が『見えた』感覚がありました。

 

 これからのSixTONESに対する確信を得たライブです。

 観られて良かった!!!!!!

 

 難しい条件下の中、Feel da CITYの開催に尽力して下さったスタッフ・関係者の皆様へ、いち観客として心より感謝申し上げます。

 

 未来を見せてくれたSixTONESに、心からの敬意と感謝と愛を込めて。

 

 ここまで読んで下さった猛者の貴方、本当にありがとうございます。

 

 SixTONESと、SixTONESを大好きな人が、それぞれにとって幸せでありますように。

【自作診断】あなたと音楽の好みが近そうなSixTONESメンバーは誰?

 あなたと音楽の好みが近そうなSixTONESメンバーが分かる(かもしれない)診断を作りました!

 是非遊んでみて下さい~!

 

 

 

まえがき

①この診断についての注意事項

 こちらの診断は、非公式且つ自作です。

 さらに、SixTONESメンバーの音楽の好みについても、完全なる筆者個人の憶測で書きました。

(本人様に確認を取れるはずもありませんので当然のことですが…。)

 本記事は筆者が勝手に制作したものである事をご理解頂き、楽しく遊ぶ為に診断を使って頂けると幸いです。

 尚、診断を作った人(筆者)は、音楽の専門家でもなければ、音楽に関する分厚い知識を持ち合わせているわけでもありません。

 あくまで音楽が好きなだけの一般人ですので、その点を何卒ご了承下さい。

 何か間違えている場合は、(出来れば優しく)教えて頂けると助かります。宜しくお願い致します。

 

 

SixTONESファンではないあなたへ

 この診断は、SixTONESを全く知らない方でも遊べる様に作っています。SixTONESファンではない方も気軽に遊んでみて下さいね!

 この診断を遊んで頂くのに乗じて、あわよくばSixTONESのことも知ってもらえたら…と思っております。(隠す気の無い下心)

 『SixTONES(読み:ストーンズ)』は、音楽に真剣な6人組です。音楽が好きな方々に必ずや興味を持って頂けるグループだと自分は確信しています。

 公式YouTubeチャンネルでは、彼等のライブ映像やMVは勿論、ダンス動画からゆるいドライブ動画まで様々な動画をご覧頂けます。

 また、公式ウェブサイトの『Discography』ページ上にて、発売済の音源は全て試聴可能です。

 公式ウェブサイトのリンクを貼っておきますので、宜しければご利用下さい。

(このサイトにYouTubeチャンネルへのリンク等も全部用意してあるので、是非に!)

SixTONES(ストーンズ) Official web site

 

SixTONESにまつわる他の診断でも遊んでみたい方はこちら↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

shea-butter-six.hatenablog.com

 

 

この診断で分かること

 この診断で分かることは、以下の内容です。

 

・あなたと音楽の好みが近そうなSixTONESメンバー

→あくまでも『近そう』『近いかもしれない』です。(←ここ重要!)

・あなたの音楽における好みの傾向

→各メンバーとあなたの音楽の好みを筆者が勝手に予想します。

・あなたにオススメするSixTONESの楽曲

SixTONESの5thシングル《マスカラ》収録曲と、2ndアルバム《CITY》収録曲から選曲しました。雑誌・ラジオ等からの情報をもとに、筆者の独断と偏見で選んでいます。

・あなたと各メンバーに筆者がオススメしたいSixTONES以外の楽曲

→自分がやりたかっただけのやつです。各メンバーによるラジオリクエスト曲を主な参考にしました。YouTubeに公式MV・音源・ライブ映像等がフルサイズで出ている曲のみを選んでいます。気になったら是非チェックしてみて下さいね〜!

 

 

 

診断を始める!

《A》か《B》のどちらかを選んで、『次へ』を押してください。

 

 

①歌詞について、あなたの考えに近いのはどっち?

《A》

結構大事だと思うし、ちゃんと聴くほう。

歌詞や歌われている内容がきっかけでプレイリストに入れた曲も多い。

自分にとって歌詞の重要度は高め。

→《A》を選んで次へ

 

《B》

歌詞がきっかけで曲を好きになることは少ない。

誰の曲かも知らないままプレイリストに入れることもよくある。

自分にとって歌詞の重要度は低め。

→《B》を選んで次へ

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②どっちのシチュエーションが好き?

《A》

すっきりと気持ちよく目覚めた朝。

美味しい朝ごはんと共に、スピーカーでお気に入りの音楽を聴く。

明るくポジティブな気持ちになれて良い。

→《A》を選んで次へ

 

《B》

まだまだ起きていたい夜。

静かで暗い夜道を散歩しつつ、イヤホンでお気に入りの音楽を聴く。

暗さやネガティブを味わうのも良い。

→《B》を選んで次へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③音楽に何を求める?

《A》

音楽を聴いて前向きな気持ちになりたい。

元気や勇気を出すためにお気に入りの曲を聴く。

→《A》を選んで次へ

 

《B》

とりあえず音楽に身をゆだねたい。

強いて言えば、何も考えないために聴く。

→《B》を選んで次へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③あなたの考え方に近いのはどっち?

《A》

音楽はコミュニケーションだと思う。

歌う人の顔を見ながら聴けたら最高。

魂のこもった歌を聴くのが好き。

→《A》を選んで次へ

 

《B》

音楽は作品だと思う。

作った人の意図が感じられたら最高。

遊び心や仕掛けを楽しむのが好き。

→《B》を選んで次へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②想像してください。あなたは外出中です。よりテンションが上がるのはどっち?

《A》

偶然、めちゃくちゃお気に入りの曲が流れてきた。

→《A》を選んで次へ

 

《B》

流れてきた初耳の曲が、めちゃくちゃ好みだった。

→《B》を選んで次へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【音楽の好みが近いのは髙地優吾?】

・歌詞に惹かれて曲を好きになりやすい。

・『何を歌っているか』が大事。

・音楽から元気や勇気をもらいたい。

→そんなあなたは、髙地優吾と音楽の好みが近いかも!?ここぞという時に聴く定番の『自分用応援歌』を持っていそう。

 

◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『Ordinary Hero』《CITY》全形態収録

・『Your Best Day』《CITY》全形態収録

・『Good Times』《CITY》全形態収録

 

◯髙地とあなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『嘘みたいな奇跡を』/藍坊主

・『拝啓、少年よ』/Hump Back

・『ルートA』/シンガロンパレード

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【音楽の好みが近いのはジェシー?】

・良い!と思った曲こそが好きだし大事。

・音楽を楽しむのに言葉はいらない。

・生演奏、ライブが大好き。

→そんなあなたは、ジェシーと音楽の好みが近いかも!?シャワーのように良い音楽をひたすら浴びたいと常々思っていそう。

 

◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『僕が僕じゃないみたいだ (Dramatic Rearrange)』《マスカラ》通常盤収録

・『Good Times』《CITY》全形態収録

・『Everlasting』《CITY》全形態収録

 

ジェシーとあなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『明日晴れるかな』/桑田佳祐

・『Dear My Friend feat. Pentatonix

  / Little Glee Monster

・『WHATCHUTALKINBOUT』/ Jon Batiste

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【音楽の好みが近いのは京本大我?】

・何はともあれバンドとロックが好き。

・強いボーカリストに心惹かれやすい。

・死ぬまで大好きだと胸を張って言い切れるミュージシャンがいる。

→そんなあなたは、京本大我と音楽の好みが近いかも!?大好きなミュージシャンのライブ映像を観てパワーを充電していそう。

 

◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『マスカラ

 《マスカラ》全形態《CITY》全形態収録

・『Fast Lane』《CITY》全形態収録

・『Dawn』《CITY》通常盤収録

 

◯きょもさんとあなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『蜃気楼』/10FEET

・『星丘公園』/Hump Back

・『人生』/LINE wanna be Anchors

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【音楽の好みが近いのは松村北斗?】

・そもそも日本語と言葉が好き。

・MVも大事。MV含めてお気に入りの曲も多い。

・作り手が色々と企んでいるのが分かるとワクワクする。

→そんなあなたは松村北斗と音楽の好みが近いかも!?YouTubeのおすすめ動画から好きになった曲やアーティストが多そう。

 

◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『マスカラ

 《マスカラ》全形態《CITY》全形態収録

・『フィギュア

 《マスカラ》初回盤B・通常盤《CITY》全形態収録

・『Casette Tape』《CITY》通常盤収録

 

◯北斗とあなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『許せ!服部』/ネクライトーキー

・『I 御中 ~文房具屋さんにあった試し書きだけで歌を作ってみました。~

  /the peggies

・『紅の詩』/私立恵比寿中学

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【音楽の好みが近いのは森本慎太郎?】

・とにかくノれる曲が好き。

・耳心地の良さが大事。

・身体で音楽を聴きたい。

→そんなあなたは、森本慎太郎と音楽の好みが近いかも!?一度気に入った曲は、飽きるまで何度も繰り返し聴いていそう。

 

◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『Make Up』《マスカラ》初回盤A収録

・『Ordinary Hero』《CITY》全形態収録

・『Takes Two』《CITY》初回盤A収録

 

◯慎太郎とあなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『M.I.A.』/Stray Kids

・『Bad Day』/Justus Bennetts

・『Gone』/ROSE

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【あなたと音楽の好みが近いのは田中樹?】

・とにかく耳で楽しみたい。そこが1番大事。

・音楽に対する探究心と好奇心が強い。

・音楽づくりへのスタンスがカッコいいアーティストが好き。

→そんなあなたは、田中樹と音楽の好みが近いかも!?自分が良いと思えるアーティストや楽曲と出会うためのアンテナを常に立てていそう。

 

◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『WHIP THAT』《CITY》全形態収録

・『Papercut』《CITY》初回盤A収録

・『Strawberry Breakfast -CITY ver.-』

  《CITY》通常盤収録

 

◯樹とあなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『ユメマカセ

  /SOIL&”PIMP”SESSIONS feat. Yojiro Noda

・『We Are(Feat. Loco & GRAY)

  /Woo Won Jae

・『End of the Road』/Noga Erez

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき(読みたい方だけ読んでね)

 うほほーい!また作っちゃいました!新作だい!

 今回は『個人的な音楽の好み』に焦点を当てた為、前にも増して筆者の独断と偏見を濃いめマシマシでお出ししております。笑

 

 まずSixTONES楽曲については、雑誌のテキストを主軸にしつつ、基本的にはメンバー自身の発言(と思しき情報)を優先した選曲にしました。

 一方、筆者オススメ曲では、大きく分けて2パターンの方法で選んでいます。

 1つは、各メンバーが既に好きそうな楽曲を狙った選曲。もう1つは、純粋に私が各メンバーへオススメしたい楽曲及びアーティストです。その上で、2022年版音楽的誰担?診断の筆者オススメ曲と繋がりを持たせました。

 勿論、私が本気で好きな楽曲しか載せておりません。ここだけは絶対に譲れないポイントです。

(ただただ己の趣味をネットの海に垂れ流している者になりつつある。)

 

 この診断も、その場その時の気分によって結果が変わりやすそうだな~と思っています。

(個人的には前回よりもこっちの方がより気分の影響が出やすい気がする。)

 

 ちなみに自分でもやってみましたが、診断結果は思った通りの樹でした。(そりゃそうだの再来) ただ、数年前だったら確実に北斗が出ていただろうな、とも思ったり。妹は慎太郎が出たそうです。

 

 これと言って役に立つものではないのでしょうが苦笑、ちょっとでも貴方に楽しんで頂ければ、自分はとても嬉しく思います。

 

 SixTONESと、音楽を作っている全ての方々に、心からの敬意と感謝と愛を込めて。

 ここまで読んで下さった猛者にも、心より感謝申し上げます。

 

 SixTONESと、彼等を好きな人と、音楽をやっている人と、音楽を好きな人が、それぞれにとって幸せでありますように。 

【自作診断】2022年版あなたは音楽的にSixTONESの誰担?

 あなたが音楽面において、SixTONESの誰担当か(どのメンバーの音楽性と相性が良いか)が分かる診断の2022年バージョンを作りました!

 設問は2021年版と変わらず、診断結果を2022年仕様にマイナーチェンジ&アップデートしましたので、是非楽しく遊んでみて下さいね。

 

 

まえがき

①この診断についての注意事項

 こちらの診断は、非公式且つ自作のものになります。本記事は筆者が勝手に制作したものである事をご理解頂き、楽しく遊ぶ為に診断を使って頂けると幸いです。

 また、診断を作った人(筆者)は、音楽の専門家でもなければ、音楽に関する分厚い知識を持ち合わせているわけでもありません。

 あくまで音楽が好きな一般人ですので、その点を何卒ご了承下さい。

 何か間違えている場合は、(出来れば優しく)教えて頂けると助かります。宜しくお願い致します。

 

SixTONESファンではないあなたへ

 この診断は、SixTONESを全く知らない方でも遊べる様に作っています。SixTONESファンではない貴方も気軽に遊んでみて下さいね!

 ちなみに、冒頭にある『担当』(それを略して〇〇担とも言う)とは、端的に言いますと『推し』という意味合いで使われているジャニーズ界隈用語みたいなものです。(ジャニーズ界隈以外で見かける事も結構あります。)

 

《例文》

「俺、嵐のデビュー前から相葉担!」

 [訳]俺、嵐のデビュー前から相葉くん推し!

 

 という感じで使います。伝わりましたかね?

 この診断を遊んで頂くのに乗じて、あわよくばSixTONESのことも知ってもらえたら…と思っております。(隠す気の無い下心)

 『SixTONES(読み:ストーンズ)』は、音楽に大ガチな6人組です。音楽が好きな方々に必ずや興味を持って頂けるグループだと自分は確信しています。

 公式YouTubeチャンネルでは、彼等のライブ映像やMV等をご覧頂けます。また、公式ウェブサイトの『Discography』ページ上でもリリース済の音源は全て試聴が出来ます。

 公式ウェブサイトのリンクを貼っておきますので、宜しければご利用下さい。

(このサイトにYouTubeチャンネルへのリンク等も全部用意してあるので、是非に!)

SixTONES(ストーンズ) Official web site

 

↓2021年版の同診断はこちら↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

 

 

この診断で分かること

 この診断で分かることは、以下の内容です。

 

・あなたが音楽的にSixTONESの誰担当か

・あなたの音楽における好みの傾向

・あなたにオススメするSixTONESの楽曲

SixTONESの5thシングル《マスカラ》と、2ndアルバム《CITY》収録曲から選曲しました。『各メンバーが持つ音楽的演者としての魅力』をテーマに、筆者の独断と偏見で選んでいます。

・あなたに筆者がオススメしたいSixTONES以外の楽曲

→またもや自分がやりたかっただけのやつです。YouTubeに公式MV・音源・ライブ映像等がフルサイズで出ている曲のみを選んでいます。気になったら是非チェックしてみて下さいね〜!

 

 

診断を始める!

《A》か《B》のどちらかを選んで、『次へ』を押して下さい。

 

①どっちの方が好き?

《A》

みんなを助けてくれる正義のヒーロー。

太陽の様な存在。

→《A》を選んで次へ

 

《B》

闇夜に隠れて悪を倒すダークヒーロー。

月の様な存在。

→《B》を選んで次へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ②あなたの音楽の楽しみ方に近いのは?

《A》

イヤホンや良い音響でガッツリ音を聴く方がより楽しめる。聴覚派。

→《A》を選んで次へ

 

《B》

MVやダンス等を一緒に観ながらの方がより楽しめる。視覚派。

→《B》を選んで次へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ③どっちの曲が好み?

《A》

次に何が起きるか分からない、ハラハラドキドキする様な曲。

→《A》を選んで次へ

 

《B》

そっと側に寄り添ってくれて、ずっと聴いていたくなる様な曲。

→《B》を選んで次へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ②あなたの音楽の楽しみ方に近いのは?

《A》

歌詞カードまでしっかり読み込む。曲のストーリーを感じたい。

→《A》を選んで次へ

 

《B》

まずは音源に集中してしっかり聴き込む。歌や音の工夫を感じたい。

→《B》を選んで次へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ③どっちの曲が好み?

《A》

曲の世界観が確立されており、うっとり聞き惚れてしまう様な曲。

→《A》を選んで次へ

 

《B》

歌詞の語感が良く音の色彩が豊かな、耳心地の楽しい曲。

→《B》を選んで次へ

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【あなたは音楽的に森本慎太郎担当

・基本は明るくてノリの良い曲が好き。

・音楽を目でも楽しみたい。

・明るさの中にある切なさに惹かれる。

→そんなあなたは、明るくて切ない歌声を持ち、リズムを感じさせるダンスが得意な森本慎太郎音楽的に相性が良いかも!


◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『Make Up』《マスカラ》初回盤A収録

・『Your Best Day』《CITY》全形態収録

・『Good Times』《CITY》全形態収録


◯あなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『Sit Still, Look Pretty』/Daya

・『Cool Kids』/Justus Bennetts

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【あなたは音楽的にジェシー担当】

・天才的な何かを感じる曲が好き。

・音楽から驚きと衝撃を得たい。

・純度が高く包容力のある歌声に惹かれる。

→そんなあなたは、広々とした歌声を用いて様々な表現を魅せる天才肌のボーカルであるジェシー音楽的に相性が良いかも!


◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『フィギュア』《マスカラ》初回盤B・通常盤《CITY》全形態収録

・『Everlasting』《CITY》全形態収録

・『Strawberry Breakfast -CITY ver.-』《CITY》通常盤収録


◯あなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『I NEED YOU』/Jon Batiste

・『Higher Love』/MISIA

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【あなたは音楽的に髙地優吾担当】

・耳馴染みの良い曲が好き。

・音楽を聴いて癒されたい。

・聴いていて気持ち良い声に惹かれる。

→そんなあなたは、シームレスに届く魅力的な声で聴き手の側にそっと寄り添ってくれる髙地優吾と音楽的に相性が良いかも!


◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『Make Up』《マスカラ》初回盤A収録

・『Ordinary Hero』《CITY》全形態収録

・『Takes Two』《CITY》初回盤A収録

 

◯あなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『サニーデイ』/シンガロンパレード

・『Green Grass』/Ellie Dixon

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【あなたは音楽的に松村北斗担当】

・言葉や物語が入ってくる曲が好き。

・音楽に陶酔・心酔したい。

・感情が伝わってくるパフォーマンスに惹かれる。

→そんなあなたは、一瞬で静かに強く聴衆の心を惹きつけ、曲や歌詞の情景を伝える歌声の松村北斗と音楽的に相性が良いかも!


◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『マスカラ』《マスカラ》全形態《CITY》全形態収録

・『僕が僕じゃないみたいだ (Dramatic Rearrange)』《マスカラ》通常盤収録

・『Cassette Tape』《CITY》通常盤収録

 

◯あなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『オシャレ大作戦』/ネクライトーキー

・『リップのせいにして』/GOOD BYE APRIL

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 【あなたは音楽的に京本大我担当】

・世界観が強い曲が好き。

・音楽から精巧な技術を感じたい。

・形は違えどエネルギーが大きな曲に惹かれる。

→そんなあなたは、圧倒的に高い歌唱技術を駆使して細部まで作り込んだ歌を届け続ける京本大我と音楽的に相性が良いかも!


◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『マスカラ』《マスカラ》全形態《CITY》全形態収録

・『Rosy』《CITY》全形態収録

・『Dawn』《CITY》通常盤収録


◯あなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『欲望麻薬』/LINE wanna be Anchors

・『アポトーシス』/Official髭男dism

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【あなたは音楽的に田中樹担当】

・歌詞の語感が良い曲が好き。

・音楽をとにかく耳で楽しみたい。

・『泣き』や『切実さ』のある歌声に惹かれる。

→そんなあなたは、抜群な音楽センスの持ち主でグループのメインラッパーであり、胸を突く歌声を持つ田中樹と音楽的に相性が良いかも!


◯あなたにオススメするSixTONESの楽曲

・『Lost City』《マスカラ》通常盤収録

・『WHIP THAT』《CITY》全形態収録

・『Papercut』《CITY》初回盤A収録


◯あなたに筆者がオススメしたい楽曲

・『Fire Kites』/Noga Erez

・『You're Gone』/SHOW-GO

 

 

↓もう1度診断したい方は以下の目次から↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき(読みたい方だけ読んでね)

 2022年版の音楽的に誰担診断、お楽しみ頂けたでしょうか?

 SixTONESの著しい進化を受けて、診断結果の内容をアップデートせにゃいかんな~と考えていたこともあり、2022年版を出す事にしました。

(あとは、自分が好きな曲を誰かにオススメしたかったのもあります。)(いや、むしろ本音はこっちがメインかもしれない。笑)

 

 筆者オススメ曲については、音源・映像が手元にあるもの、又は自分のプレイリストに入っているものの中から選びました。

 私事なのですが、2021年から本格的にサブスクを使い始めまして、選曲を見るとその影響が顕著に表れています。笑

 今回の選曲は、端的に言って『筆者のエゴ強め』です。自分が多くの方々に知って欲しいミュージシャンをこれでもかと盛り込んだラインナップになりました。

 

 何はともあれ、あなたに少しでも楽しんで頂けたのなら幸いです。

 

 SixTONESと、音楽を作っている全ての方々に、心からの敬意と感謝と愛を込めて。

 

 ここまで読んで下さったあなたにも、心より感謝申し上げます。

 

 SixTONESと、彼等を好きな人と、音楽をやっている人と、音楽を好きな人が、それぞれにとって幸せでありますように。

RosyのMVを観て己のルーツを思い知った。

 昨晩、RosyのMVが公開された。

 

 とんでもないものだった。

 

 驚いた。呆然とした。

 

 自分は今でも、身体に上手く力を入れられないでいる。

 

 まず、目撃した事実を述べておこう。

 プレミア公開直前のカウントダウンは、正体不明の超カッコいいアニメーションによって行われた。この映像は、プレミア公開が終わると共に何処かへ消え去った。

 RosyのMVには、多くの高い技術と才能と素晴らしい仕事が結集していた。一度でも観れば明白に分かった事だ。

 

 これらの事実を目の前に列挙され、自分はしばらく動けなくなった。

 直後、それらの事実と、己の目に飛び込んで来た真実を確認すべく、もう一度同じ動画を再生した。

 

 2回続けて視聴した時点で認識出来ていたのは、前述の事実と、自分が今作を確かに良いと思っている、ということだけだった。

 

 推しの解禁事があれば、それについてツイートをする。何かしらのファンやオタクにとって、これはよくある事だと思う。

 例に漏れず、自分もそこそこの数のツイートをしたが、そのどれもがふんわりとしていて、同じく自分自身も異様にふんわりとしていた。

 

 明らかに素晴らしいMVだ。

 しかし、それしか出てこないのである。

 

 濃く押し寄せる余韻と共に、茫然自失の時間をしばらく過ごした。

 このMVを腹の底から良いと思っている事は間違いないはずで、良いと思った点も羅列出来そうなはずなのに、どうもそれらが自分の操作可能範囲から随分はみ出ているらしいのだ。

 さっきから自分が何を捉え考えていて、具体的にどの要素から心動かされたのかがよく分からない。

 何と言うか、あのMVから与えられた感覚や影響の規模と範囲が大きい故に、それらを上手く素早くスムーズに消化出来ないのである。

 

 この感覚を受けて、自分は混乱した。

 何を感じるべきで、何を考えるべきで、何を言うべきか全く分からない。

 ただひたすら、RosyのMVを繰り返し観るしか出来なかった。

 

 すると、不意に別の方向から、とある記憶が転がり込んできた。

 それは、自分が初めてJAPONICA STYLEのMVを観た時の感覚である。

 急に右斜め上からごろんと赤いりんごを握らされた様に昔の感覚が突然蘇ったので、自分で思い出しておきながら、その記憶にもそれを思い出した事にも驚いてしまった。

 

 同時に、ふと気が付いたのである。

 『さっきRosyのMVを観た時の感覚と、初めてJAPONICA STYLEのMVを観た時の感覚が酷似している』、と。

 

(※間違っても、『JAPONICA STYLEとRosyのMVが似ているから同様の感覚にさいなまれた』わけではない。そもそもこの2作は似ていないので言うまでもないだろうが、『全く別の作品から例の感覚を受けた』という事が個人的に重要なのである。)

 

 この感覚と現象こそ、己がSixTONESファンとなった最大要因であり、SixTONESファンとしてのルーツなのだと思う。

 

 以前当ブログにて上げた、自分がどの様にしてSixTONESファンとなったかについて書いた記事(所謂沼落ちブログ)にも書いた通り、自分が彼等のファンとなった際の大きなきっかけはJAPONICA STYLEのMVである。

 

↓その記事(沼落ちブログ)↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

 

 RosyのMVをひとしきり浴びた状態でJAPONICA STYLEのMVを観てみると、さっきまで空中に漂っていた感覚が妙に腑に落ちた。

 

 彼等にあの感覚と現象を誘発された事こそが、全ての始まりだったのだろう。

 

 あの時と極めて近い感覚をまた味わう事になろうとは、夢にも思わなかった。

 

 自分からしてみれば、紛う事なき唯一無二であるはずの衝撃を、全く同じ存在から、全く同じ形態で、2度も喰らったのである。

 

 相当凄まじい経験だ。

 一体自分は、彼等からどれほどのものを与えられているのだろうか?

 

 もっと言うと、何故自分が『SixTONESのコンテンツユーザー』ではなく『SixTONESのファン』であるかについても、ここが大きく影響しているのだろうと思われる。

 

 RosyのMVを観た事により、己のSixTONESファンとしてのルーツを思い知った。

 

 結局、あの衝撃から何を感じるべきで、何を考えるべきで、何を言うべきなのかは未だに分かっていない。多分、この先も分からないままだろう。

 だが、自分はそれで良いと思っている。

 彼等からの衝撃によって、未知の感覚と現象を体験出来た。

 それで充分なのだ。

【個人的記録】666 CITY liSTeningの感想を残す。

 SixTONESの2ndアルバムリリースに伴い、今年も例のヤツが行われましたね。筆者はこのイベントを心の底から楽しみにしていました。その名も、

 

   SixTONES broadcaST

    「666 CITY liSTening」

〜アルバム今年も"ほぼ"全曲解禁します〜

 

 2021年12月5日(日)の11時55分から19時1分までの6時間66分間、YouTubeにてライブ配信された本イベントは、やはりワクワクを感じさせてくれるものでした。

 そして、自分は昨年の1STリリースの際に行われた同イベント時と同様に、いつの間にかそこそこの量のメモを生産していたわけです。

 

↓1STの同イベント感想記録はこちら。ご興味あれば是非。↓

shea-butter-six.hatenablog.com

 

 

 この度も前回に倣って、上述したメモの内容を含む「666 CITY liSTening」の感想を残しておく事にしました。

 今回も、そういった個人的記録です。

 

 

まえがき

 この記事は、「666 CITY liSTening」を視聴している最中及び直後に発生した感想を、ほぼそのまま書いたものです。(該当番組を観ながら裏紙に書いていたメモを基にしています。)

 視聴直後の感覚を残しておく事を目的としている為、文章を綺麗に整える様な作業はあえてしておりません。雑な点も多々見受けられるとは思いますが、それも含めて面白がって頂けますと幸いです。

 尚、筆者は音楽に関する専門的な知識等を持ち合わせている者ではありません。ただ音楽が好きなだけの話したがりです。

 故に、以下の内容は筆者の超個人的感想ですので、予めご了承下さい。

 間違えている事があれば(出来れば優しく)教えて下さると助かります。

 どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

666 CITY liSTeningの感想

例の街について

 毎度のことながら総じて芸が細かい。これに尽きる。流石。

 

 前回と同様に6時間66分をかけて日が落ちていくのは勿論、『街』としての細かな部分にこだわってあるのがよく分かる。車のクラクションや走行音、ヒールの足音、黄色いタクシー、遠くだったり近くだったりで聞こえる話し声、等々。

 ちなみに、あの話し声がSixTONESメンバーの声に聞こえたのは気のせいだろうか?樹と髙地は特に分かりやすかった気がする。

 

 暗くなるに連れて、徐々に街の喧騒が静かになっていき、最終的には流れてくる楽曲以外ほぼ無音になるのとか本当に芸が細かい。

 午後6時台のフィーバータイムはおそらく画面内の街においては深夜帯なので、周囲の店の灯りが消えて、稼働しているのがタクシーのみなのも納得がいく。明るいのは中央にあるSixTONESビル(らしき建物)のみ。

(中央の建物はSixTONESのシマorアジトみたいなものだと自分は思っている。)

(そもそもタクシーがちょくちょく走っていくのも好きだった。黄色いタクシーなのも良いね。)

 

 周りの明るさが減ると、電気が消えないSixTONESビルやその管轄と思しきスクリーン広告が必然的に浮かび上がってきて、よりディテールが分かりやすくなるのも良い。

 

 あと、空がずっと曇っているのも好き。曇った夜空って良いよね。

 そんな深夜の街にCITY収録曲がデカデカと流れているのだと考えて、なんて夢の様な街だろうか、と思ったり。

 

 やっぱり画面中央の建物が何なのか(何の機能を持っているのか)がすごく気になる。

 個人的に、1番手前にあるレンガ壁に▽6のネオンがついてる建物はライブハウスに見えた。地下にライブハウスがあって、上の階にダイニングバーがありそう。

 

 ひょっとすると銀座SonyParkと似ているかもしれない。現実に存在する建物で、ふとあそこが思い浮かんだ。

 

 街全体としては、『行ったり見たりした事がありそうなんだけども、その確信は無い』みたいな印象。夢で見た事ある、くらいの感じ?

 

 

中央スクリーンの映像

 これがまた楽しかった!

 各楽曲に合わせてそれぞれ用意されていて、イメージが搔き立てられるものも多かった。SNSにおけるアイコンみたいな感じ。

(以降、この曲が流れる間だけ中央スクリーンに出てくる映像のことを『曲アイコン』と呼びます。)

 

 

各楽曲の感想

《8am》

 好みです。ギターの音がすこぶる良い。

 今回解禁された曲の中で、1番日常生活との馴染みが良さそう。何回でも聴けるやつな予感。

(1STで言うCoffee & Creamと似た位置づけなのかも?)

 愛着を持たれる曲だと思う。

 

《僕が僕じゃないみたいだ》

 舞い上がる光の粒子(粉)にぶわわーっと包まれる感覚。

 元々から光を感じる曲ではあったが、アルバムの他曲と並べて聴くと殊更分かりやすい。急に開ける。圧倒的にオープンな印象。

 浮かんだイメージとしては、『外への出発』。

 曲アイコンが好き。先が明るいのは分かっているけど、まだ辿り着いていない感じ。光の中へ今から正に飛び込もうとしている僕僕によく合っていて良い。

 

Ordinary Hero

 今1番フルで聴きたい。

 こいつが最も『隠されている』感覚があった。何と言うか、全く見えない。だから最もワクワクしている(させられている)。

 身体に入ってきた歌詞だけでの判断なんだけども、Strawberry Breakfastの世界線と繋がっているのかしら?とも思った。

 

《Your Best Day》

 キュート!!!このタイミングでキュートな曲を入れて来たか!

 体育祭のチアで使うのにもよく似合いそう。パワフルで可愛くて楽しい。

 北斗の声が入ると途端に切実さみたいなもの(少しシリアスな感じ)が出てて、思わずニヤリとしてしまった。スッと影が差す感じ。

 この曲に限らず、北斗の声は味変や色変えの力が強い。おそらく、シンプルに彼の歌声が持つ影響力がかなり大きくなっていて、それがこのアルバムでいよいよ可視化されるんじゃなかろうか。

 

《Fast Lane》

 これは完全にトレンドを吸ったね。

 1分間だけ聞いた限りだと、構造的にはThe Kid LAROIとJustin BieberのSTAYをマイナーコード(暗めのサウンドと雰囲気)に寄せた様に見えなくもない。全貌が気になる。

 音の深度がめちゃくちゃ深いので、こちらの心身の核に迫ってくる感覚がある。Rollin'とセットにして聴くのも楽しそう。

 

【追記】

 どうも、2021年12月10日早朝の筆者です。

 先程気がついたのですが、The WeekndのBlinding Lightsも参考とされていそうな気がします。むしろサウンド的にもバイブス的にもこちらの方が近いとさえ思う。

 そもそもSTAYとBlinding Lightsは骨組みとなっているビートのリズムが全く同じ(少なくとも素人耳にはそう聴こえる)ですし、やはりこの感じがトレンドの1つなのでしょう。

 無論あくまで全てが個人的予想に過ぎませんが。

(Fast Laneのセルフライナーノーツにはトレンドを取り入れた旨が明記されていましたね!)

 

《Good Times》

 ライブでやったら楽しかろうな~!

 仲良い人と行く遅めのランチとか、早めに始める楽しい飲み会とかのイメージ。ハッピーアワーとか!

 ビールのCMにめちゃくちゃ合いそう。

 

《マスカラ》

 圧倒的に『in』の空気。

 内に籠っていて、避けようのない閉塞感が常に漂ってる。自分の周りの空気に蓋をされている感じ。他と並べて聴くと顕著に分かる。

 この曲だけは『室内』の雰囲気が異様に強い。しかも、自分以外は誰もいない、完全に1人だけの室内。

 曲アイコンが好き②。堂々巡りで、決して解けない知恵の輪をずっと触り続けている様なイメージを受けた。

 

《Rosy》

 『CITY』というアルバムタイトルに最も納得感を与える曲。

 楽曲単体で見たら、この曲が1番『街感』があると思う。

 街の中にある出来事や人にフォーカスしたであろう楽曲が多い中、唯一その街を上から俯瞰している画が見える。楽曲の規模感も、ちょうど『街』くらいのサイズ。

(スパイダーマンも街を上から見下ろせる稀有な存在だし、『町』よりも『街』で、やはりCITYというタイトルを裏付けるポジションだと思う。)

 

《フィギュア》

 ほんっとうに良い曲だと思う。しみじみするくらい良い曲。

 マスカラに収録されていた時には顔を出していなかったネガティブの部分が、並びで聴くと妙に鮮明になっていた。顔は笑っていながら目からは涙が流れている感じ。

 昔の親友と飲んだ後の帰り道のイメージが思い浮かんだ。又は、友達の昔話を聞いているイメージ。

 

《Odds》

 好みです②。

 音を前後左右に振っている、3Dな曲。音源だけでz軸をガッツリ感じさせるのが凄い。

 良い音響で聴くと楽しそう。聴く環境によって印象がかなり変わる気がする。

 

《WHIP THAT》

 ド真ん中バキバキEDMだ!

 最初聞いた時、思わず立ち上がってた。んで、サビでジャンプしてた。こりゃじっと座って聴ける曲じゃない。ブチアゲ。

 サビの2回し目でビートのパターンが変わったのに驚く。

 

《Everlasting》

 オープンだけど、1人への開き方。

 何と言うか、全員を救うのだけど、100人いたら100人分まとめて開くんじゃなくて、1人ずつ100人それぞれに開いてくれる感じ。100人が通れる大きいドアじゃなくて、1人が通るドアが100個用意されている。『あなたの為』であると同時に、『わたしの為』でもある。

 こちらはフィギュアとはまた違う帰り道のイメージ。フィギュアがちょっと特別な帰宅(飲み会の後とか)である一方、Everlastingはもっと日常的な毎日の帰宅。

 曲アイコンが好き③。明らかなようで幅を持たせてあるのが良い。日の出でも、日の入りでも、日食でも、月食でも、どうとでも取れる。

 

《Papercut》

 好みです③。1番ピンときた。

 北斗が歌詞をかなり音に寄せて歌っていた印象。

 樹のボーカルが最高。『しびれる』って歌うそのフレーズでこっちがシビれたわ。

 このアルバム、田中樹のボーカルがいよいよキてると思う。彼が何でも出来る人である事が、音源という形で半永久的に且つ大々的に残る予感(という名の確信)がしてる。

 

《Takes Two》

 ミルキー&スウィート。

 ボーカル面における進化が最も分かりやすかった印象。

 この曲は髙地の声の良さがしっかり出そうだなーと思っていたら、やっぱりそうだった。髙地のパウダリーな声が本当に良く似合ってる。

 とりあえず髙地の声は最高。(この曲に限らず。)

 ジェシーの歌声がMAXミルキー&スウィートですんごい。(milky&sweetって書いた方がこの場合は適しているかもしれん。ニュアンス的に。)

 この曲に限らず、アルバム収録曲総じて、ジェシーの声人格がとんでもなく多い。一瞬誰の声か分からなくなった時は大抵ジェシーが歌ってた。

 

《LOUDER》

 好みです④。1番パフォーマンスを観たい曲。

 総じて音が良い。特にスネア。うん、とにかく音が良かった。

 この曲で踊る慎太郎が観られるのが今から楽しみでしょうがない。TVでもYouTubeでも何でも良いんで、とにかく多くの人に目撃される場で是非やって欲しい。世界が揺れるぞ、マジで。

 

《真っ赤な嘘》

 積み木を積んでは崩す、みたいな曲。なんかぽろぽろしてる。

 畳の部屋で寝っ転がって、積み木を指でつまみ上げて積んでは、人差し指でつんと押して崩す、みたいなのを1人で延々とやってる画が見えた。

 曲アイコンが好き④。見ようとしさえすりゃ見えるのにあえて見ず、ピントも合わせない感じ。ぼんやりした赤っぽい映像からそういうイメージを受けた。

 

《With The Flow》

 並びで聴くと、思っていた以上にかなり重量が軽い。

 車のCMにぴったりだと思う。国産車SUVとかどうだろうか。

 1人でもカップルでもファミリーでも乗れて、どこにでも行ける様な、誰でも乗りやすい中型車のCMがよく合うと思う。いや待て、この曲の軽やかさを考えると軽の方が良いかもしれんな…。うーん、小ぶりなSUVくらいがベストな気がする。

 

《Dawn》

 新顔だー!(筆者はこのテイストの曲を聞いたことがほとんどなかった。)

 シリアスだがストリートの香りもする。ちょっとこれはフルを聴かんことには始まらんやつだな。

 音響がすげえ。SONYパワーを感じる。シリアスな3D。Fast Laneとはまた違う深さなので、音源が手に入ったら是非聴き比べしたい。多分、下に深いか奥に深いかの違いだとは思うのだけど、どっちがどの深さまでかは聴き取れなかった。

(曲名から考えれば、Dawnが下に深くてFast Laneが奥に深いのが妥当ではあると思うが…。)

 きょもさん、特にこの曲がとても似合っていると思う。シリアスながら現代的で恐れさえも感じさせる雰囲気が、本人の歌声や雰囲気によく合ってるし、あの1分で既に彼の歌唱技術も光ってた。

 余談だけど、きょもさんまた歌のバリエーション増えてませんか。手持ちのカードが増えておられた様に思いました。どこまで進化するんや…。

(更に余談ですが、先日のFNS歌謡祭のきょもさんもマジで全てが素晴らしかった。ウエストサイドストーリーを歌ってたやつです。良い意味で別人だった。感嘆のため息つきましたもん。あれを観て、ニュージーズも素晴らしかったのだろうなぁと思いを馳せました。team SixTONESの誇りだよ本当に。)

 

《Strawberry Breakfast -CITY ver.-》

 祭り感!結婚式にぴったりなのでは。

 原曲よりも人数が明らかに増えた感覚がある。もっと大勢で主演女優賞をJust for youしている感じ。

 『uh, wow...』の後ろで動いてるベースがめちゃかっけー!と言うか総じてベースかっけー!

 

 

666 CITY liSTeningからCITYを考える

 今回、『おっ!!!』となったのはOdds、Papercut、8am、LOUDER。

 全貌が気になっているのは、Ordinary Hero、Fast Lane、Down。

 僕僕、マスカラ、フィギュアに関しては、全部『やっぱ良いな…!』となりました。そもそもシングルの時点で当然の様に良かったのですが、多くの曲と並べると結構聴こえ方が違いますね。再確認した点もあれば、発見もありました。

 

 ただ結論として、『通し且つフルで聴かないと何が起こるかは分からない』というのは間違いないと思っています。

 と言うのも、2ndアルバムCITYは、『きちんと通して聴く事によって完成される』色合いがかなり強そうだ、と自分は感じるのです。

 

 そもそも、CITYは形態毎に曲順が違うのが売りでもありますし、各楽曲には『イメージされる時間帯』という明確なポジションが割り振られています。この時点で、本作における曲順の重要度が極めて高いのは明らかでしょう。

 

 更に、1STと比べると、CITYはその全容が全然見えません。

 現時点でほぼ全ての楽曲を解禁したとは言え、まだ明らかにされていない点が沢山あります。

 未解禁ながら既にラスボスの風格を醸し出すCassette Tape。おそらくCITYを音楽作品たらしめる鍵の1つであろう(と筆者が勝手に予想している)、4種のInterlude。

 また、アルバムで初収録の曲は、当然一部分のみ(しかも1分)しか解禁されていません。

 そして何より、我々はまだ、然るべき順番で並べられた状態の楽曲達を聴いていないのです!

(もっと言うと、解禁された楽曲達ですら、第一印象から読み解けるものは1STと比べて圧倒的に少ないと自分は感じています。良いと分かっていても、捉えられている気はしないんですよね。)

 

 現時点で我々から見えているCITYは、ごくごく一部に過ぎません。ケーキの上に乗ったイチゴを1つしか食べていない様なものです。

 

 是非、フルサイズを、通しで。

 ああ!早く聴きたい!!!

 

 

あとがき

 666 CITY liSTeningを視聴したおかげで、自分はCITY及びSixTONESへの期待値が爆上がりしました。

 

 もう本当に早く通して聴きたいです。

 それで各楽曲の印象もかなり変わるのは確実だと思います。

(1STでそうだったので、CITYでもそうなるに違いない。)

 

 いやはや、楽しい6時間66分でした。

(観始めたのは途中からだったけども。笑)

 

 いつも未知の体験とワクワクをくれるSixTONESに、心からの敬意と感謝と愛を込めて。

 

 ここまで読んで下さった猛者にも、心から感謝申し上げます。

 

 SixTONESと、SixTONESを大好きな人が、それぞれにとって幸せでありますように。

【個人的記録】666 1ST liSTening の感想をここに残しておく。

 もう随分長いこと、鍵がかかったままの部屋があります。

 鍵穴のある黒い扉。そこそこ日の入る窓。アンティーク調のインテリア。古いテレビと、虹色に光るジュークボックス。少し不似合いな気もするデジタル時計。

 その部屋の"定点カメラ"の映像が延々流れるだけの怪しい番組が、『音の日』と設定されている12月6日に、6時間66分もの長時間に渡って放送されました。

 番組名は、

    SixTONES broadcaST

    「666 1ST liSTening」

 〜アルバム"ほぼ"全曲解禁します〜

 

 映像の中の時計が6のつく時刻を表示すると、置いてあるジュークボックスが勝手に動き出し、《1ST》収録曲の音源が"ランダム"で流れ出す。

 YouTubeライブ配信アーカイブは無し。

 この番組によって、《1ST》に収録されている"ほぼ"全曲を耳にした自分は、いつの間にか裏紙にボールペンを走らせていました。

 加えて、放送翌日の明け方には大量の感想ツイートを投下する始末。

 あの番組を観た自分は、相当興奮していたのでしょう。

 

 1stアルバムを手にし音源もそれなりに聴いた頃、ふと、《1ST》の中身との部分的な初対面で抱いた感想を、自分の為に残しておきたいと思い立ちました。

 今回は、そういった個人的記録です。

 

 

まえがき

 本記事は、「666 1ST liSTening」を視聴した直後の筆者による感想を、ほぼそのまま載せています。

 先述した、該当番組を観ながらボールペンで裏紙に書いていたメモと、それを観終えた後のツイートを、そこそこ読みやすい様にまとめつつ加筆修正しただけのものです。

 当時の筆者が喋っているのだなぁと思って頂き、自分と一緒に2020年12月6日へタイムスリップして頂けますと幸いです。

(視聴直後の感覚を残しておきたかったので、文章としての荒さや甘さも極力消さない様にしました。読み苦しい点も多々あるかと思われますが、それもご愛嬌と思って下さいまし…!)

 

 又、自分は音楽に関する専門的な知識等を持ち合わせているわけでは一切ございません。

 ただ音楽が好きなだけです。

 よって、以下の内容は筆者の超個人的感想ですので、予めご了承下さい。

 間違えている事があれば(出来れば優しく)教えて下さると助かります。

 どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

「666 1ST liSTening」の感想

例の部屋について

 映されている部屋の雰囲気とインテリアが好み過ぎて、見れば見るほど住みたい。

 2階の1番奥の角部屋って感じがする。

 時間帯に合わせて、部屋に入る日の光が変わる芸の細かさ。その上、窓から風が吹き込むとカーテンが揺れる!

 とりあえず住みたい。

 

 

各曲の感想

【ST】

 リード曲たる所以が明確にある。今回ランダムで流されたからこそ、他でもなくこれがリード曲であると分かった。引き戻される感覚がある。

 全ての要素において芯が強い。アルバムにとっても"芯"の曲。象徴的主人公。この曲があるからこそ、アルバム名が「1ST」なのだろう。

 ライブで是非聴きたい!!!

 

 強いオーラのある曲。ハッとさせられる新鮮味がずっとある。

 既存シングルでありながら、沢山の新曲の中から流されても、どうしても惹きつけられてしまう求心力の高さ。何回も聴いた事があるし、音源も持っているのにいつも目が離せなくなる佇まい。毎回新鮮、毎回新しい。

 

【Special Order】

 サビにほぼ声を入れない超トレンド型。

 (ビリーアイリッシュのBad guyしかり)

 地上波でやったら確実に新規ファンが爆増する。サブスクに出したら必ずハネる。既存ファン以外にも『お金を出してでも欲しい』人が続出するはず。間違いなくSixTONESが聴衆を狙いに来てる1曲。

 

【NEW ERA】

 1STを用意する上での序章的楽曲であり、おそらくSixTONESの今後にとっても欠かせないであろう1曲。

 個人的には、彼等が1ST制作に挑むことへの序章曲と捉えている。この曲は1STとSixTONESの物語に深みを出すポジション。

 聴きやすさと挑戦の両立を叶えた良質なアイドル曲。王道は歩むものではなく、創り出すもの。安心して見ていて欲しい、じきに彼らは自らの力で王道になるだろう。

 

【Curtain Call】

 北斗の歌う日本語が美しい。

 髙地が初聴きのニュアンスをつけている。

 歌割りがただただ絶妙。慎太郎の『吹き抜ける潮風』、髙地の『戻らない夜行バス』、樹の『これで良いんだと何度もつぶやいた』、ジェシーの『引き伸ばしたlove story』。どれもそのメンバーに口にしてもらう為に生まれてきた言葉とさえ思える。

 とにかく言葉が綺麗だった。

※『戻らない夜行バス』の歌詞について、正しくは『戻らない shape of us』です。

 

【Dance ALL Night】

 好き。音の動きの気持ち良さ。

 とことん快感を追い求めたと思しき1曲。聴く合法麻薬かもしれない。音の塊が頭の中で左右に動く感触あり。ノイズキャンセリング機能のある密閉感の強いイヤホンで聴いたら、多分脳は溶けると思う。

 電子的なサウンド(おそらく全打ち込み?)だが温度感がある。きっと触ると熱い。

 

【S.I.X】

 SIX SENSESの系譜。

 これは確実にライブ曲。会場が見える。

 リズムの基盤はスウィング系で、それをトレンド感の強いサウンドで仕上げてある。いわばSixTONES的手法による一種の融合昇華。

 

【Coffee&Cream】

 後ろで聞こえる鳥のさえずりが可愛い。

 You & Iのカップルと同じカップルの歌なのではなかろうか。タイトルからも感じられる現実感のあるラブソング。

 一方でlove u...の主人公の妄想と考えるのも良いなと思った。楽しみ方が広がる。

 

【Imitation Rain】

 音楽的普遍性に富んだ曲。

 多種多様な曲の中だからこそ際立つ揺らぎない素晴らしさ。大衆音楽やJ-POPにおけるクラシックとも言えるのでは。きっとYOSHIKIさんの凄さの1つはここにある。

 クラシックは永遠、故にこの曲も永遠。一生物の素晴らしいデビュー曲。

 Imitation Rainは長く、一生、文字通り死ぬまで聴ける。

 

【Lifetime】

 オーケストラ。サウンド、歌共に『厚い』。

 SixTONESがメンバー全員しっかりと歌えることを魅せつけにきた曲。彼等1人1人の歌の技術・ポテンシャルの高さ故に成立しているのだと思う。

 壮大さを背後につけることが出来るだけの大きさを持とうとしているのかもしれない。

 彼等の進化は止まらない。

 

【この星のHIKARI】

 愛されるべき、長く愛されてきた、これからも愛される曲。自分的にこの曲は愛で出来ていると思っている。

 きょもさんのボーカルスキルの進化が止まらない。彼は音楽活動に対してある種職人なのかもしれない。

 

【BE CRAZY】

 自分が思うに、レコーディングによって1番印象の変わった既存曲。

 他の既存曲と同じく何度も聴いてきたが、私は未だにこの曲の掴み所が見つけられていない。

 聴けば必ずアガり手を上げ頭も振る、そして漠然とした余韻。つまりは1番頭を空っぽに出来る、瞬間風速が爆速な曲なのかも。

 

【"Laugh" In the LIFE】

 『光』の曲。

 自分はこの曲を聴くと泣きそうな気分になってしまう。この曲が発表されたのがSixTONESの道がより開けて本格的に『光』が当たり始めた時期だったことに今更気がついて、曲の持つ多幸感を受け止めようとするとグッとくる。

 私にとっての人生の光はSixTONES

 

【Rollin'】

 ROCK!!!!!!

 バキバキの楽器によるバンドサウンドと歌のみのシンプルな編成で昔から歌ってきた曲を、このアルバムに入れるのは意味ある事だと思う。電子的アプローチをしない曲があるのも良いね。

 ヒリヒリとした感触、切実さ。見るべきものの前で目を背けるなと言われているような気さえする。刺さる。

 

【RAM-PAM-PAM】

 お前の音源化を誰もが待ち望んでいた!

 圧倒的強曲。

 決して埋もれず色褪せない鮮明なインパクト。沢山の新曲やシングル曲の中に居てもインパクトは間違いなくコイツがNo.1。

 あの衝撃がCDの形で手元にあることを想像するだけで身震いしてしまう。

 

【EXTRA VIP】

 スキルフルなユニット。

 ジャンルは違えど大衆的な音楽を強くルーツに持つ2人が組むとこうなるのか。感嘆した。

 こちら側をある程度意識したであろう「したたかさ」が感じられるのも良い。ルーツの強い2人がトレンドを取り込むと凄い。

 正にEXTRAでVIPな2人。

 

My Hometown

 歌声の独自性が最強のユニット。

 一声聴けばすぐ彼等だと分かるのに真似出来ない特別な歌声の2人が、今も昔も広く歌われてきたであろうテーマを歌うそのバランスに拍手喝采

 彼等だからこそどこにでもある曲にはならず、SixTONESらしいユニット曲になる。何て清らかで優しいMy Hometown

 

【ってあなた】

 演技班ユニット。

 舞台の京本、映像の松村。異なる場所、異なる手法で『台詞』を沢山発してきた2人が、物語性のある日本語詞を『歌う』というのは大変趣がある。これは音楽なのだ。

 おそらく色々な点でお互いに相当歩み寄って制作されたはず。バランスの取り方が難しそう。

 魅惑のナ行。きょもほくの鼻濁音良いねぇ、趣ある。

 

【Mad Love】

 音数少なめだが厚く、静かだが熱い。

 SixTONESはあれこれと盛らなくても良いアゲ曲を用意出来るのだと分かる。

 ベースラインが最高。みぞおちにクる心地よい重み。今1番フルで聴きたい。

 

 

放送を通して

 最高過ぎました。《1ST》が間違いなく最高で最強のアルバムだって事がよく分かった。

 各曲1分ずつでも、これだけ楽しめて且つ考えられたのだから、フルでアルバムを通して聴けば大変な事になるはず。楽しみ過ぎる。

 最高傑作の予感(と言うかほぼ確信)しかない。

 今回で個人的に『!!!』となった新曲は、Dance ALL Night、EXTRA VIP、Mad Loveの3曲。

『やっぱ好き!』となった既存曲は、NAVIGATOR、この星のHIKARI、RAM-PAM-PAMの3曲。

 いや全曲素晴らしいけども!

 あくまで第一印象なので、実際にアルバムを頭から通して聴いてみるとまた変わるだろうな。自分の感想がどう変化するのかも楽しみたい。

 誠に恐ろしいなと思うのが、SixTONESはあのクオリティの楽曲達をあの量ぶち込んだアルバムをまさかのデビュー1年経たず1stアルバムで出すんですよ。多分彼等のことなんで美味しい曲やアイデアを後に取っておくとかせずに今回で全てカッスカスになるまで出し切っとるだろ?まだ1年目だぞ?!最高だな!

 

 

 

余談 〜うやむやMV初見感想〜

 「666 1ST liSTening」では流れませんでしたが、うやむやについての感想も記録したいと思ったので、余談として残しておきます。

 以下、うやむやのMVを初めて観た一連の流れです。

 

 

あとがき

 こちら、2021年5月の筆者です。

 個人的記録にお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。

 

 上記の様に、初聴や初見の感想を見直してみて実感したのは、やはり作品というものは消費者の中でも変化したり育ったりするのだな、と。

 面白いもので、あの時とは少なからず違ったイメージを今では感じる楽曲も結構あります。自分にとっての各曲の位置付けも、当初の予想からは大きく外れていますし。笑

 音楽ってのは、それも含めて楽しめるのが良いですね!(特にフルアルバムはそうかもしれない。)

 

 更に、自分が残しておきたいものを保存する場所としてブログを使うのって結構良いな、と改めて思ったりなんかもしました。

(そもそも当ブログは公開型クラウドのつもりで開設したのですが、ここ最近はそれを忘れていた様な気がします。)

 

 今後も楽しく、team SixTONESの一員としてやって参ろうと思います。

 

 いつも発見と楽しみをくれるSixTONESに、心からの敬意と感謝と愛を込めて。

 

 ここまで読んで下さった猛者の貴方にも、心より感謝申し上げます。

 

 SixTONESと、SixTONESを大好きな人が、それぞれにとって幸せでありますように。